いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薪を落札

ヤフオク京都府木津川市の方が出品されていたヒノキの薪を落札。気になる送料だが、これはヤマト便で代金とほぼ同額だ。送料だけでホームセンターのナラの薪が5束も買える。ヤフオクはこの送料がネックで、重量のあるものはなるべくヤフオクを介さないで手に入れたいのだが、今回は、先週初めにホームセンターから薪が消えたことに焦りを感じて、ついヤフオクに手を出してしまった。ヤフオクに出品されている薪は、大抵は取りに来いというのが相場だが、こっちは軽トラックの用意がない。だから、多少送料が嵩んでも、それがレンタカー代と手間賃分だと思えばいいと慰めることにした。薪がナラやコナラではなく、ヒノキというのが気になるが、ヒノキという響きに釣られて入札に加わってしまった。結局、終了までの入札数は「1」のままでそのまま落札。ヒノキは薪としては好まれないのかもしれない。でもまあ、木彫りの材にもなるし、いいんでないの? 因みに重量は100kgです。

薪の話で思い出すのが謡曲「鉢木」。ある僧侶が、全国行脚に立ち寄った上野国佐野で大雪に見まわれ、やむなく近くの民家に一宿を願い出る。その家には見た目も貧しい夫婦が暮らしていたが、主人は嫌な顔ひとつせずに粟飯を僧侶に振る舞ってくれた。火にくべる薪もなかったが、大事に育てていた梅・松・桜の鉢植えの木を切って暖をとらせてくれた。そのもてなしに感動した僧侶は主人に名前を尋ねる。「私は佐野常世という武士です。一族の者に所領を奪われ、今はこうして落ちぶれてしまいましたが、それでも甲冑、長刀、馬はいつ何があってもいいように備えております。いざ鎌倉、となった時は、いの一番に馳せ参じる覚悟でおります」。それから間もなくして、鎌倉から諸国武将に召集がかかった。常世は真っ先に鎌倉へ向かう。途中、坂道で二度も倒れるほどの痩せ馬にまたがって鎌倉へ駆けつけると、そこで迎えてくれたのは、あの時の僧侶、鎌倉幕府第五代執権北条時頼その人だった。

この話は、小学生の時に聞いた気がするが、何年生の時だったかよく覚えていない。

一太郎2014徹」の案内が届いた。今回のバージョンアップの目玉は、扱える文字が格段に増えたことかな。例えば、渡辺の「ナベ」の字。これまで悩まされてきた全ての「ナベ」が勢揃いした。このこだわりが一太郎一太郎たる所以。勿論、今回も買います。9,982歩。寒梅や頑固爺と言われたい(あ)

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