いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

落ち葉の散歩道

今朝は伊豆もだいぶ冷え込んだ。テレビの天気予報によると、三島は晴れ時々曇りで日中の最高気温は11℃だという。

私一人が伊豆にいる時はほとんどテレビを点けない。そのせいで、先月20日の日本対ベルギーのサッカーの中継を見損じてしまったわけだが、だからといって、見損じたことを痛恨の極みだとは思わない。天気予報も世の中の動きも、インターネットのニュースで事足りる。

ところが、うちのカミさんときたら、NHKの連続テレビ小説の大ファンで、同じ内容を一日に三度も見る。こいつが始まると梃子でも動かない。この習性は伊豆でも変わらず。だから、大抵私はこの番組の時間帯に孫を散歩に誘う。

散歩は団栗拾いを兼ねる。散歩道の道端の樹はすっかり葉を落とし、落ち葉はU字溝一杯に吹き溜まっている。U字溝から樹までの5mほどの斜面に団栗が密集しているのだが、数が余りに大量すぎて拾う気を削がれてしまったらしい。団栗入れにとカミさんが持たせてくれたビニール袋を私に預け、U字溝に足を踏み入れる。膝がすっぽり隠れる深さの落ち葉の川を、孫たちはサクサク漕ぎ出した。季節が秋から冬になったことを、こうして五感で感じ取っているのだね。

散歩から帰ると、庭の梅の木に吊り下げたロープでターザンごっこ。これは一つしかないから、いつもなら乗る順番をめぐって争いが起こる。しかし、今日はそうならなかった。ロープの下の草の上に野良猫の糞があって、それを二人仲良く踏んでしまったのだ。それでターザンごっこは中止。

外の水道で靴の猫糞を洗い落としていると、家のデッキから孫たちが隣家のオーナーに声をかけているのが聞こえてきた。おじさあん、そこに猫のウンコがあるかもしれないから気をつけて。3,945歩。猫でなく猫のウンコを踏んじゃった(あ)

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