いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鵯の鳴けば俄かに人恋し(あ)

今日の東奥日報コラム「天地人」に、黄金色に染まったイチョウの葉のことが載っていた。深浦町にある「北金ケ沢のイチョウ」が日本一の大イチョウであることは、このコラムで初めて知った。 早速、「青森県観光情報サイト」にアクセスしたら、迫力満点の画像…

ふくよかに胸弾ませて寒雀(あ)

毎日ブログを更新していると、更新した数だけ俳句も蓄積される。ブログの本数は昨日(11/12)現在で2821本だから、俳句も同じ数だけ作ったことになるが、それだけ作ったにもかかわらずちっとも上達しない。要するにセンスがないのだ。 後から読み返してみて、…

沓脱の石の脇より野菊かな(あ)

3校時の体育は持久走。私は5分間走で200mトラックを3周半し、10分休憩した後、1,000m走を8分ちょっとかけて走った。走ったというより小刻みに歩いたという感じ。一緒に走った男の子に2周抜かれた。 こんなに走ったのは何年ぶりだろう。糖尿病と診断されて以…

霜月の花紫の誇らしく(あ)

「今日(11/11)は何の日?」とクラスの子に訊いたら「ポッキーの日」と即答で返ってきた。 11/11がポッキーの日だとはつとに知られているが、他にどんな記念日になっているか、ちょっと調べてみる気になった。 で、「日本記念日協会」のサイトに当たったら、…

万両の実はくれなゐの息を吐く(あ)

一二三荘でストレッチ先生と一緒になる。 市内の小学校で新たに児童一人が新型コロナウイルスに感染し11日(水)まで臨時休校になりましたね、と話を向けたら、うちではないとのことだった。するとやはり、医師のクラスターが発生した病院近くの小学校というこ…

網張つて待つやひたすら冬の蜘蛛(あ)

朝食にご飯と味噌汁と納豆と胡瓜の新香が出た。デザートに柿が出た。「出た」というのはカミさんが作って出したのである。それで私は、出勤の支度をするだけでよかった。 こんな些細な朝の始まりが、なんとなく面映い。藤沢のマンションで暮らしていた頃は、…

冬浅し水場浄める氏子かな(あ)

カミさんが伊豆へ来た。小田原の孫は部活やミニバスケで忙しいとのことでで来なかった。 孫を連れず一人で伊豆へ来るのは珍しい。昨日、一人で来ると判って水汲みを頼んだ。 カミさんは午前10時頃に着いた。横須賀を8時30分に出たが、道が混まないでスイスイ…