いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

焼酎を舌にころがし老の息(あ)

 大場の病院で定期検診。

 食後2時間の血糖値が通常より高かった以外は、血圧も体重もHbA1Cも極めて正常。特に、HbA1Cが前回より4ポイントも下がったのは嬉しい。7月の結果と比べると一気に9ポイントも下がったことになる。これまで通りの薬を飲み、これまで通りに晩酌をしての数値だから、そのままこれまで通りの生活をしていいということだな。

 今日の病院はめちゃくちゃ混んでいた。盆明けだったからかもしれない。3時からの午後診は混むと予想して、先に「村の駅」で買い物をしてから病院に向かったが、待合室ベンチに座れなくて立って順番を待っている人もいた。私は診察前はかろうじて座れたが、診察を終えて会計を待つ間はベンチに座る場所がなく、玄関にずっと立って名を呼ばれるのを待っていた。玄関と待合室との間には自動ドアがあったが、待合室側にも立っている人がいたから、その人によって自動ドアは開けっぱなし状態になり、おかげで私は自分を呼ぶ声を聞くことができた。立って会計を待つなんて初めて。

 奥の診察室から院長先生の声が聞こえていたから、今日は二馬力でフル稼働していたみたい。それでも時間には診察をしきれず、私が病院を出る6時過ぎになっても、まだ相当数が待合室のベンチに座っていた。町の開業医でこれなのだから、大学付属などの大きな病院ではもっとすごい状態になっていることは想像に難くない。新型コロナウイルス感染の第二波襲来を受けて、病院現場の悲鳴が聞こえてきそうである。

 

【今日の一枚】新装されたスーパー「エース」。

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 このスーパーで買い物をしたのは何年ぶりだろう。しばらく行かないうちに店は新装されていた。

 小学校で学童の手伝いをしていた頃は、学童→あやめ湯→「エース」はお決まりのコースだった。ここの弁当は午後6時半を過ぎると半額になる。あやめ湯で長話をして少し出遅れると売り切れていることもしばしばだった。

 ここの酒類は安い。「いいちこ25度」の1.8Lパックが1,299円だもの。しかもPayPayが使えるから7円引きの1本1,292円で、これ以上安い店を知らない。調子こいて4本も買っちゃった。

 教え子からもらった焼酎サーバーが実は曲者で、銘柄を混ぜたくなかったら、延々と同じ銘柄を注ぎ足さなくてはいけない。私の場合、最初に「いいちこ」を入れたものだから、以来、焼酎サーバーの中身はずっと「いいちこ」を堅持している。他の銘柄が多少混ざっても構わないといえば構わないのだろうが、ここは頑固一徹を決め込んで、これからもずっと「いいちこ」の世話になろうと思っている。

 「いいちこ」との付き合いは、「下町のナポレオン」という愛称で酒屋に一升瓶が並んだ時代からだから、かれこれ40年にはなるだろうか。大学時代に呑んだ「球磨焼酎」のイメージが強すぎて、それまでは焼酎全般を敬遠してきていたが、「いいちこ」と出会って俄然焼酎ファンになった。なんて口当たりがいいんだろうと焼酎のイメージが一変した出会いだった。

 

【書】「立秋」(N0.429)

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 暦の上ではすでに秋だが、日中はまだまだ炎暑が続く。

 「秋」の甲骨文はとても面白い形をしている。草むらから虫の音楽隊の音色が賑やかに聞こえてきそうだ。

 

【ディジタル画】渡哲也(No.74)

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 孫が去ったので「ディジタル画」を復活。

 復活第一弾は「渡哲也」。8/10(月)に亡くなった。享年78。

 石原裕次郎(享年52)が立ち上げた石原プロモーションを、裕次郎亡き後、石原軍団を引き連れてこれまでやって来たが、とうとう力尽きた。8/14に家族葬が営まれたという。

 妻俊子さんには「自分の訃報は、葬儀などすべてが終わるまで誰にも知らせるな」という趣旨の「遺言」を残していたという。自身のことで人を巻き込みたくない、という美学を貫いた方だった。

 

【タイムラプス】8月19日(水)7:24〜9:48の伊豆長岡の空。35秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1296263757316812800?s=21