いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

新顔の納豆売りや梅雨明くる(あ)

 田中宇氏のメルマガの記事(7/8付)を読んで考えさせられた。

 徳島大学の大橋眞・名誉教授は、新型コロナウイルスをめぐるおかしな点を日本で最も大胆に指摘・公言している免疫生物学の専門家だと紹介する。この方は「世界が新型コロナウイルスを特定しているやり方がおかしい」と指摘しているという。

 つまり、新型コロナの感染者を判定するために世界的に行われているPCR検査は、「気道の細胞の表面に付着しているだけで細胞内に入り込んでいないウイルス、くっついているだけで感染していないウイルスにも陽性反応を出してしまう点」を問題視する。

 「気道にいる新型コロナウイルスは、細胞内に入れないまま数日内に死滅するので、しばらくして再検査すると陰性になっている。だがその後、またウイルスが気道に入ってくると、また陽性になる。(中略)これは新型コロナの問題でなく、PCR検査の問題である」。

 一連の新型コロナ騒動の原点は、PCR検査にあるというのだが、では、実際に世界レベルで死者が出ている現実をどうとらえればいいのか。PCR検査に代わる検査方法がない以上は、検査結果に疑問符が打たれるにしても、今のところそれに頼るしかないのではないか。

 PCR検査が信頼に足るものではなく、陽性と判断されてもその後回復する人もいれば、回復しないまま命を落とす人もいる。我々が知りたいのは、どうしたら新型コロナウイルスから命を守れるか、という点に尽きよう。感染してもインフルエンザのように一定期間をおけば治癒するものならば、恐るるに足りない。死なないと判っているから一週間の自粛も我慢できる。厄介なのは、新型コロナの場合、死に至るケースがままあるということだ。だから世界中で騒ぎになっている。

 その死に至る仕組みが読めないから、ひとまずマスクをしよう、三密を避けようと声高に叫ぶが、人々は薄々感じている。こんなことをして果たして命を守れるのだろうか……。

 新型コロナウイルスに感染しているかしていないかを知るのにPCR検査を用いるが、その結果が信用に足るものでなければ、やっても意味がない。ただ、コロナ禍の不安を煽り、あれもするなこれもするなじゃ息が詰まってしまうというのも事実である。ああ、マスクをしなくても済む生活は一体いつやってくるのだろう。

 

【今日の一枚】柿田川納豆。

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 柿田川は、ご存知、富士山の湧き水を源とする清流で、国道1号線の下から突然湧き出て狩野川に注ぐ。北から南へ流れる全長1kmほどの短い川である。

 一昨日の「カメさんデー」の商品10%で見つけて買った。いつも買うおかめ納豆より10円ほど高く、1円でも安く買いたい年金生活者としては懐痛いところだが、「柿田川の湧き水をたっぷり含ませた大豆」という宣伝に目が眩んで買ってしまった。

 これまでに見たことのなかった新顔で、食した味は、おかめ納豆より幾分まろやかな感じ。これは好みだ。人気商品になりそうな予感がする。ただ、棚に並ぶ量はおかめ納豆に比べて遥かに少ない。人気が爆発して手に入りにくくなるのではないかと心配。いっとき、スーパーの棚から納豆が消えたことがあったが、そんなことにならないよう祈ります。

 

【ディジタル画】毛布にくるまった老女(No.47)

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 輪郭を「インカ」ブラシで描き、「エアーブラシ」で彩色した。彩色は最初淡く塗って、同じレイヤーにやや濃いめの同色で上塗りした。白髪は、グレイに塗った後で白の「インカ」で線を上描きしt。

 背景には、「フレスコ画」を使ってみた。このブラシ、好きかも。またどこかで使ってみよう。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】7月8日(水)4:30〜7:11の韮山方面の雨空。20秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1280991623472504833?s=21