いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

茶畑に汽笛はポーと染み込めり(あ)

今日は、呑兵衛ランナーのプランに乗っかって、昨日泊まったフィリピンのお二人さんと一緒に大井川鉄道のSL小旅行を楽しんだ。

▼朝食は薪ストーブのダッチオーブンでピザを焼く。朝食を終えて後片付けをしていたら、お二人さんが「何か手伝わせろ」というので、食器洗いを手伝ってもらった。

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▼新金谷駅まで新東名高速を走る。余裕を持って家を出たつもりだったが、新金谷駅にはSL発射時刻ギリギリに着いた。

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▼いまだにSL人気は衰えませんね。黒い煙をもくもく吐き出しながら出発の時間を待つSLとその乗客。皆で一斉に記念撮影です。

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▼車内販売が回って来て呑兵衛ランナーが購入してくれたSL人形焼きをパクリ。本当は、駅弁を車内で食う予定だったが、弁当はすでに売り切れていて、小腹に入れるものといったらこれくらいしかなかった。

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▼窓を開けて茶畑を眺める。この客車は昭和10年代から20年代にかけて東海道線を走っていたものだそうで、窓の下には吸い殻入れもちゃんと付いている。

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▼お二人さんは、何を見ているんでしょうね。大井川の流れよりも、案外茶畑の景色の方が珍しいのかもしれない。

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▼SLの終点、千頭駅に到着。ここで軽く昼食を摂るつもりでいたら、お二人さんはそんなに腹は減ってないと言う。私の腹はラーメンくらいなら入る案配だったが、全体腹が減ったからここで昼飯にしようという雰囲気でもなかったので、散策コースを1時間ばかり歩いてみることにした。

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▼おお、寸又峡行きのバス乗り場。初任の職場の一年目の夏旅行は寸又峡だったな。バスは山間の断崖絶壁を縫うように走り、カーブでは谷底に吸い込まれそうな怖さを覚えたっけ。

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▼千頭駅から井川駅まではアプト式列車が出ているが、これに乗ると日帰りできないのでパス。散策コースの橋の上から眺めるのがせいぜい。

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▼大井川を渡った橋のたもとから千頭駅方面を眺める。川は河川敷を整える工事が行われ、その土手に河津桜が咲いていた。すでに葉桜の時期だけど、葉桜だって十分きれい。

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▼大井川に架かる吊り橋。下の線路は井川線。落ちるわけがないと思っていても、吊り橋ってえやつは揺れるから、高所恐怖症の私は、どちらかといったら苦手。

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▼散策コースをぐるっと回って再び千頭駅へ戻ってくる。さすがに小腹が空いてきた。遅い昼は駅弁を買って車内のお座敷車両で食えばいい。ひとまず川根茶ソフトで空腹をしのごう、と思ったら、駅売店はすでにシャッターが下りていた。まだ午後3時前ですよ、ちょっと早過ぎません?

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▼新金谷駅に着いて、駅前に駐めてあった車に乗る。時間的に夕食タイムだな、では三島まで車で送ってもらって、途中の手ごろなSAで夕食にしようと確認して新東名を走る。が、ここにしよう、あそこにしようと迷っているうちに、沼津で高速道を下りてしまった。あれれ、沼津から三島まで来ちゃったよ。ここまで来たらと下田街道を修善寺に向かい「五味八珍」で夕食を摂ることにした。そこなら駐車場も広いし。というわけで、結局は、勝手知ったるラーメンレストランでの夕食になりました。お二人さんは熱々の浜松餃子を箸で器用につまみ、フーフーいいながら食べていました。帰りは伊豆仁田駅まで送ってもらい、そこでバイバイ。なかなか愉快な小旅行でした。呑兵衛ランナーもさぞやお疲れのことでしょう。どうかゆっくりお休みください。

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