いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

したたかに毛を纏はせて花苺(あ)

今朝の東奥日報(デジタル版)コラム「天地人」に、「温活」なる言葉が載っていた。「就活」「終活」は聞くが、「温活」は初めて聞く。最近はテレビの情報番組でも取り上げられるというが、私は7時のニュースとサッカーの試合と日曜囲碁トーナメント戦と大河ドラマしか見ないから知らない。

「温活」とは、コラムによると「健康でいられるように血行を良くし、基礎体温を上げる活動全般のこと」をいうらしい。

コラム子は「(スーパーの)チラシ掲載の温活商品では高純度のカカオチョコくらい。これは毎朝一かけを欠かさない。ほかにはサバ缶を毎日食べ始め、ぬるめの風呂に長くつかるようになった」人のようだ。これを読んで、血行を良くする効果があるのなら、私もカカオチョコの一かけを毎朝かじってみようかと思った。温活、温活と、踊らされるのもしゃくだが、それで血行が良くなるのなら試してもいい。

次に「サバ缶」。これも温活には効果覿面らしい。ほほう、これなら私も毎日食ってもいい。ちなみに「サバ缶」を使ったレシピは、cookpadに7,129品もある。その一つひとつを試しても19年はかかる勘定。って、そこまで生きてないからね。

「サバ缶」は大好物だし、缶詰だから常温の長期保存も可能。10%offの「カメさんデー」で定期的に買い足せば防災食にもなる。

3番目の「ぬるめの湯に長くつかる」というのは、いつも行く一二三荘では厳しい。一二三荘の湯はやや熱めなので、ぬるめの湯に長く、というわけにはいかない。でも、洗い場で水を浴びて熱めの湯に浸かるという楽しみ方ならできる。その方が血行にも良さそうだ。

というわけで、今回は、地方紙コラムから「温活」のことを教わった。最近は「たて書きコラム」も、北海道新聞「卓上四季」から南下して静岡新聞「大自在」まで目を通せないことが多いが、地方紙のコラムを読む楽しみは、その地方ならではの情報を得ることもさりながら、こうした生活に根ざした知恵を教わることも楽しみの一つだったりする。

 

【今日の一枚】イチゴ(苺)の花。

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プランターに植えたきりで、特に水遣りもせず放ったらかしにしている苺だが、不思議と枯れない。どころか、季節に関係なくこうして花が咲く。品種によるのかもしれないが、イチゴがこんなに強い果物とは知らなかった。

今、果物と書いたが、農林水産省によると、イチゴは野菜に分類されるそうだ。が、果実的な利用をすることから、果実的野菜として扱われるとのこと。果樹ではないメロンもスイカも扱いは同じ。

ところが農水省の生産や出荷の統計では、これらは果樹として分類されるようで、要するに、野菜なのか果物なのかどっちなんだと言えば、どっちも、ということになるらしい。野菜として扱われたり果物として扱われたり、なんともややこしい。

 

【書】「勇」ユウ・ヨウ・いさむ・いさましい(No.363)

▼甲骨文は無し。

▼金文

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形声。もとの字は〓1に作り、音符は甬(よう)。甬は手桶(ておけ)の形で、井戸水などがわき出ることを涌(よう)という。力(りょく)は耒(すき)の形で、耒で耕すことは力を要し、一気に力を使う。そのように内部からわき出て、一気に事を成そうとする力を勇といい、「いさましい、つよい」の意味に用いる。国語では「いさむ」とよみ、勇み足のようにいう。水がわき出ることを涌・湧(よう=わく)という。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】1月19日(日)7:31〜10:13の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2783944108330115/?d=n