いよいよ今日から新しい仕事がスタートした。
給食を終えるのを待って入った職員室で挨拶をすると、「お待ちしておりました」の声がかかる。こんな私でも待っていてくれる人がいたんだと思うと、素直に嬉しい。
続いてタイムカードを押そうとしたら、私のタイムカードがない。事務の人に訊いたら、私の仕事は県から派遣されて行う性質のものなので、タイムカードはなく、別途手書きで出勤簿に記入して校長印をもらい、それを月ごとに県に報告する形を取るのだそうだ。ふ〜ん。
初仕事は、ロータリー脇の花壇にパンジーを植えること。鉢植えのパンジーを鉢から取り出し、根を半分ほどにほぐして移植する。やり方は校長先生から直に教わる。校長先生は花壇いじりがお好きで、私が学童の手伝いをしていたときに、そこの前任校でも花壇いじりをしているのをよく見かけた。だからパンジーの移植などはお手のもので、傷んだ花弁はつまんで捨て、新芽は他の開花の妨げになるので程よく間引くのだとも教えてくれた。
それだけを説明し、では出張なので後はよろしくと車で出張先へ向かった。
鉢植えパンジーの花壇への移植は1時間半ほどかかった。が、こういう作業は苦ではない。花屋さんになったみたいでむしろ楽しい。
花壇の後は教頭から頼まれた印刷。夏休みを利用しての体験ツアー募集案内の印刷物で、片面刷りが2部、両面刷りが1部。これをそれぞれ全校生徒分印刷する。これまた要した時間が1時間半。印刷室の印刷機を動かしたのは何年ぶりだろう。知らない間に印刷の仕上がりが美しくなっていて、ちょっとびっくり。
ということできっちり3時間働く。が、これって先生方の負担軽減ではなく、校長先生、教頭先生の負担を減らすための私の手伝いのような気がしないでもない。
【季節の花】庭の八重桜。
デッキから撮った。五分咲きといったところでしょうか。未明の雨が花びらに残って、よりふくよかに感じられます。玄関前のサツキが咲くまでは裏の庭で咲き続けてくれます。
こっちは庭に降りて花のアップ。逆光だったけど、編集で影を少し弱めた。そうしたら、こんな匂い立つような艶やかさが生まれた。iPhoneXRでこれだけの表現ができるんだったら、もうデジカメは要らないな。
【書】「喜」(No.97)
壴(こ)と口とを組み合わせた形。太鼓の形である壴に、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の●(さい=口の縦画が上に少し突き出た形)をそえた形。神に祈るとき、太鼓を打ちならが歌い舞ってお祭りをすると神は喜ばれるので、喜はもと神を楽しませ喜ばせるために太鼓をうって祈るの意味であった。のち人の心の上に移して、喜は「よろこぶ、たのしむ」の意味となった。<『常用字解』より>
これは一発で書いた。書いた字を見たら、喜びがにじみ出ているような気がして、二枚目を書かずにそのまま保存した。こんなことも珍しい。
よ〜く見ると、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」のハクション大魔王のようにも見えるし、こってり厚化粧のデーモン閣下がにこやかに笑っているようにも見える。ほんと、甲骨文って面白いねえ。
【温泉】一二三荘。
「たけのこご飯」があったので、初物を食してみようと1パック購入。300円。上にワラビが載って美味。
【タイムラプス】4月15日(月)5:34〜7:40の韮山方面の雨空。31秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2248879081836623?sfns=mo
未明の雨でデッキが濡れていて、たぶんもう降らないだろうとは思ったが、万が一また降り出したら面倒なので、カメラを軒下にセットして韮山方面を撮った。富士山もまったく見えなかったし。