いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

紅葉して出で湯男女の出会い橋(あ)

昨日、湯ヶ島井上靖の墓を訪ね、河鹿の湯に浸かった後、出会い橋の風景を写真に撮りたくて、もう少し奥へ足を伸ばした。
河鹿の湯から上の県道59号線(旧国道で、伊東市西伊豆町を結ぶ)に出て西平橋を渡ると左手に高級老舗旅館「落合楼」が見えてくる。その脇道を入ったところが出会い橋で、女橋、続いて男橋と川を跨ぐ。川は女橋の方が猫越川、男橋の方が本谷川と言い、この二つの川が合流して狩野川となる。合流する地点に架かる橋だから「出会い橋」。落合楼はちょうどその狩野川の始まりに建つという格好だ。
6月のシーズンにはここで「天城ほたる祭り」が行われる。私はまだそこへホタルを見に行ったことはない。結構な賑わいを見せる祭りらしく、一度見てみたいと思って今年6月に行こうとしたことがあったが、帰りの夜道をバイクで戻ってくる心配を考えて止めた。ただ、どんなところか知りたいという思いはずっとあり、いつか見に行こうと気に留めていた。一度ついでに落合楼へ泊まって、できればホタルを見たいとも思うが、クラシカルツインが2名で5万6000円〜じゃあ、まあそれは無理だな。それにシーズンは一年前からの予約で満席でしょうし。

【写真】出会い橋(女橋・男橋)

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西平橋。

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その脇にある「湯道」の碑。昔、湯ヶ島の人たちは、この碑の前の道を通って湯へ通ったという。もちろん、『しろばんば』の洪作少年も。

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女橋。

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その下を流れる猫越川。

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男橋。

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その下を流れる本谷川。この川の上流に「浄蓮の滝」がある。

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女橋と男橋の間にあるハート形のモニュメント。ここで何組の男女が愛を語らったのだろう。

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猫越川から見上げた女橋。ここからの角度は絵になる。秋には紅葉が楽しめるらしい。その頃にまた行ってみようかな。今度はスケッチブックを持って。

水墨画】寝子(No.50)

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「寝る子」と書いてネコ。なるほど、水墨画にはこういう描き方もあるんですね。面白い。
毛は濃墨をパサパサの穂先につけて、サッと掃くように描いた。使ったのは一本の付立筆のみ。
水墨画の筆法を学び、いずれは淡彩画にも活かそうと思って描き始めた水墨画だけど、なんだかそれ自体が面白くなってきた感じです。

【温泉】水晶苑。

【タイムラプス】9月19日(火)5:36〜7:26の伊豆長岡の空。27秒。

【歩数】5,242歩。