いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

理想的な老後とは

車庫の波板の屋根を打つ雨音に混じって遠く近く鶯の鳴き声が聞こえる。今朝の目覚めである。鳥のさえずる声で目が覚めるなんて、まさに理想の桃源郷に暮らすような錯覚を覚える。

時計の時間など気にせず、日が昇れば朝焼けの富士山を拝み、焼いたパンに甘夏のマーマレードを塗って朝食を摂る。仕事のない日は昼まで古典に親しんだり臨書をしたり。午後は近所を散策し、季節の移ろいを写真に収めて一句ものす。富士山が茜色に染まる頃、川の向こうの数ある湯屋で温泉に浸かり、昔の歌を聴きながら体をほぐす。湯上がりはビールでうがいをし、焼酎のお湯割りは2杯まで。誰も褒めてくれない手料理の試作品を箸でつまみ、静かに睡魔の訪れを待つ。そして、何も考えずにひたすら眠る。ひたすら眠ってあの世へ旅立つ…。

これが私の思い描く理想の老後である。今はまだ老後とは感じていない。体はだいぶガタついてはいるが、仕事があるうちはまだまだ現役だという意識は持っている。でも、遅かれ早かれ確実に老後はやってくる。

こんなことを書くつもりではなかった。修善寺は歩く所が少なくて困ったなと書くつもりだった。鶯のさえずり声に触発されて、何だか理想の老後を描く方向に話が行ってしまった。

あやめ湯(17:40)3.5→5人。2,696歩。

写真は、タッチオーブン第5弾(だったっけかな)「牡蠣のトマトチーズ焼き」。蓋の上に炭を載せて加熱する以外は、ほぼレシピどおり。調理の時間も10分とお手軽で、前のように、呑んでいたら鍋のこと忘れてたということはありませんでした。とろっととろけたチーズをぷよんぷよんの牡蠣に絡めてぱくっとやる。どちらかといったら、焼酎よりも白ワインあたりが合いそうな料理だね。下の写真は、今日の晩酌の膳。枝豆の隣にあるのがキクイモの塩漬け。先々週作ったが食い切れずにまだ残っている。カリカリした歯ごたえが好ましく、ビールのつまみに持ってこいです。「静岡麦酒」はスーパーのレジの横にがあったので1本(179円)買ってきた。呑んでみたが、味はたぶん、私の好みではない。薪くべて噴火溶岩鍋の中(あ)

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