いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

スーパーの団体客

夕方、長岡南浴場からの帰り、晩飯のおかずを買いに田京のマックスバリュに立ち寄った。自転車を停めようとしたら、自転車置き場に人だかりができている。何か事件でも起きたかと思って近づいたら、男女合わせて40人もいただろうか、その集団が中国語でわいわいがやがや話している。何を言っているのかさっぱり分からない。以前、NHKラジオ講座で中国語を聴いていたことはあったが、そこで知ったはずの単語が一つも出てこない。中国語には様々な方言があって、その差が別言語のように異なっているという。標準語は北京語ということになっているが、聞き覚えのある発音が一つもなかったということは、もしかしたら集団が話していたのは北京語ではなかったのかもしれない。ともかく、占拠している自転車置き場を空けてもらわねば困る。皮を剥きながら白桃を丸かじりしている男性に、すみませんと言ってスペースを空けてもらう。何もこっちが謝ることはないんだが、ついついすみませんと言ってしまう。これが中国文化と日本文化の違い。

それにしても、どういう集団なんだろう。観光団体だろうか。人数から察するにそれらしい気もするが、それだったら普通、どこにでもあるような町のスーパーマーケットには立ち寄らないでしょう。第一、団体を収容する大型観光バスが見当たらない。そもそも、スーパーの駐車場に観光バスを停めるスペースなんてありはしない。近くには「みんなのハワイアンズ」という観光施設があって、そこなら大型バスを何台も停めることができるが、まさか、そこからわざわざスーパーまで歩いてきたとも思えない。観光土産を買い求めるなら、バスを停めただろうその場所で買えるはず。なぜスーパーを買い物場所に選んだのだろうか。
4品ほど買い物カゴに入れてレジに並ぼうとしたら、各レーンとも列をなしている。店の中にも大勢の中国客がいた。列の中にはダンボール箱を5段ほど積み重ねている人もいる。缶ビールのまとめ買いかと思いきや、その箱は全てミネラルウォーターの箱だった。並んでいる私の前の男の人はリンゴをカゴ一杯にしてレジに出していた。すると、レジを通り、会計を済ませたカゴに、男の人の奥さんらしき女性が、つつと駆け寄って商品を3個加えたのだ。これにはびっくり。レジの人も慌てて合計を打ち直す。これは文化の違いといって済まされないでしょう。かと思えば、レジの先の、品物を袋に入れる台のところでは、買ったばかりらしいサクランボを数人で食べている。異民族文化を理解してみんなで仲良く暮らしましょ、といっても、こういう人たちとはお友達になれそうにないなあ。2,433歩。
写真は、久しぶりに姿を見せた富士山です。頭だけだけど。2階デッキから撮りました。久々の富士の頭に剃り入る(あ)
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