いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

体育祭のパネル

昨日の朝、三島の職場の7階にある準備室の窓を開けたら、職場のビルに隣接している高校のグランドから賑やかな声が飛び込んできた。体育祭らしい。見下ろすと、応援席には体育祭定番のパネルがあるわけでもなく、景気付けの音楽が流れるでもなく、かなり趣の異なった雰囲気である。ずっと見続けていたわけではないから、どんな競技が繰り広げられたかは定かではない。私が見たときは、他人数縄跳びをしていた。そう言えば、あのスタートに鳴らすピストルの音は、私が仕事を終えて職場を去るまで聞こえなかったような気がする。こんな音のない体育祭なんて初めてだ。この高校がある場所は三島駅に近い文教地区で、周囲を、小学校、中学校、日本大学に囲まれている。そのような環境だから、激しい音を出すことは禁じられているのかもしれない。職場の隣の席の人の話によると、この高校は以前は女子校だったそうな。現在の男女比がどうなっているかは分からないが、伝統的に女子の方がだいぶ多いのだろう。そういうこともあって、体育祭も大人しいおしとやかな、どこかしら女子校の名残りを留めるような、そんな趣だったのかもしれない。

私がかつて勤めていた湯河原高校では、体育祭ともなると立派なパネルがずらりと立ち並び、それはそれは壮観だった。パネルの大きさは畳6畳くらいだったか。かなり前から準備に取りかかっていたような気がする。職員も随分と遅くまで作業に付き合っていた。その頃私は平塚から電車で通っていて、帰りに居酒屋で仲間とお疲れさんの一杯を呑っているうちに、気がついたら上りの最終電車が行った後だったということが何度もあった。大体、湯河原駅の最終が22:38で、小田原駅の最終が23:10じゃ早すぎるでしょう。で、そういうときはどうするか。小田原にある同僚のアパートに泊めてもらうんです。ええ、呑むときはその人もずっと一緒だから、その人をアパートに送りがてら私もそこに世話になるという寸法。その節はいろいろとお世話になりました。酔った勢いで随分偉そうなことを言ったかもしれません。あれから少しは成長したつもりですが、酒が入るとついつい気が大きくなる癖は未だに直っておりません。こればれ、どもなねぇんたじゃ(津軽弁で、こればっかりは、どうにもならないようだ)。8,628歩。
写真は、坂の下の竹藪。先日、コンビニの買い物の帰りに孫娘とこの近くでタケノコを掘った。体育祭あの時君は若かった(あ)
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