いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

伊豆の国の駅伝

伊豆の国市の駅伝大会があった。早朝から冷たい雨が降って、決行か中止か微妙なところだったが、午前8時半に決行との判断が下された。FM伊豆の国でそのことを知り、バイクで伊豆長岡の千歳橋に向かう。千歳橋は伊豆長岡駅から温泉場に行く時に渡る、狩野川に架かる橋である。第9回の今年は、一般から小学生までの86団体がエントリーしたという。結構な数である。大仁の市民会館をスタートし、狩野川土手の20.62kmを8人で繋いでスタート地点に戻って来る。一区間で最も短いのは1.7km、最も長いところで3.31kmというから、殆ど全力疾走並みだと去年の参加者はラジオで語っていた。

千歳橋の両岸は大分の人が既に応援の準備をしていたので、そこから300mほど離れた伊豆中央高校前の土手道で応援することにした。9時にスタートした選手たちが間もなくやってくるのでご声援よろしくお願いします、と言って通り過ぎた先導車の後部座席に市長が乗っていた。頭を前後に揺らしながら頻りに手を振っている。そういえば、去年の市長選でも同じように手を振っていたなあ。先導車のすぐ後にトップのランナーがやってきた。後続に大分の差をつけている。一区間の距離が短いので団子状態でやって来るかと予想していたが、これは少し意外だった。2位でやって来たのは野球のユニホーム姿の選手で、3位はランニングシャツだった。以下、サッカーのユニホームを着た小学生、バスケットの格好の女子中学生など、続々とランナーたちが目の前を通過して行く。一本の襷を繋ぐために、様々な年齢の人たちが、雨に煙る天城連山を背景にひた走る。そんな懸命な選手たちにうるっときてしまいました。駅伝っていいね。1,358歩。ランナーの背に天城の春煙る(あ)
f:id:jijiro:20140203031704j:plain