いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ウサギとカモの木彫り

朝7:00に送られてきたLINEの天気予報によると、三島の降水確率は、午前が40%、午後が90%とあった。雨の中を外出するのは避けたかったので、午前中に買い物を済ませておくことにした。買い物といっても大したことはない。夕飯の食材を少しと、雨天の暇つぶしのための木彫り用角材を買うだけのことだ。木彫り用角材は、「桧ウッディパーツ」という商品名で売られていて、木彫り用とはどこにも記していない。以前、ペンギンを彫ったときに、とても彫りやすかったので、価格も98円と手頃だし、今回はまとめて5個買ってきた。1円玉を財布に入れたくなかったから。ならば10個まとめ買いしてもよかったはずだが、棚には7個しか置いてなかった。この桧ウッディパーツを売っているのは函南のホームセンターしかない。多少、距離は遠目だが、それでもバイクで20分ほどの距離なので、遠目とはいっても、割とよく利用する修善寺の大型ホームセンターと比べて倍の距離、といった程度のものだ。

薪ストーブの薪を買うときにヒノキにしたのは、あわよくば木彫り用にも使えないかという魂胆があっての判断だったが、実際に薪を手に取ってみると、手頃な太さのものがなく、それに表面がゴツゴツし過ぎて下絵が描けないことが分かった。昔の仏師たちは、下絵をどんな風に描いていたんだろう。下絵なしで彫ったのだろうか。それとも、ねぶた作りのように下絵を紙に描いて、それを設計図代わりにして彫っていったのだろうか。
正午を過ぎたら、計ったように雨が降ってきた。木彫りを何にするか考え、最初に、今年の干支でもある馬をと思ったが、首と脚が長すぎて、買ってきたウッディパーツに収まらない。無理して収められなくもないが、グリコのオモチャを少し膨らませたくらいの大きさにしかならない。いっそのこと、顔と首だけにしたらどうかと考えたが、これまた顔が(あるいは首が)長すぎていけない。結局、馬を諦めて、今回はウサギとカモを彫ることにした。もしもしカモとウサギさん、どちらが先に仕上がるか。571歩(うわ、最低記録)。庭の梅蕾の少し割れて雨(あ)
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