いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

退任式

今日は退任式・離任式。ステージから見渡すと、みんな顔をこちらに向けている。脇見をしたりおしゃべりしたりしている人が一人もいない。離任者のどなたかが言っていたけれど、話を真剣に聞こうとする姿勢がすばらしい。こういう光景にはもう二度とお目にかかることはないのだなと思った瞬間、不覚にも声をつまらせてしまった。間の沈黙が痛い。こみ上げる思いを噛み抑えながら話をつないだが、自分でも何を言っているのか分からない。最後はねぶたの継承をお願いして壇を降りた。任終えて立ち去る窓や春の蝿(あ)

20130410015330