いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ちり鍋や豆腐どかして帆立食う

2学期の成績処理に時間がかかり、職場を出たのが午後2時を過ぎた。空は曇天。いつもの狩野川の土手を、今日は少し早足で歩いてみようと歩き出したら、足元の河原の茂みからがさごそと枯葉を踏む音がした。見ると、なんとこれが色鮮やかな雉子(きじ)。写真に収めようとポケットからiPhoneを取り出していたら、今度は細い木の枝から茶褐色の鳥が飛び立った。一瞬のことでよく分からなかったが、たぶん雌の雉子だったと思う。

茂みで恋を語らっていたのだろうか。雄の雉子はケーンケーンと鳴くというが、そのとき鳴き声がしたかどうか定かでない。雉子が鳴くのは春の繁殖期で、縄張りを主張して翼を激しく体に打ちつけて鳴くという。そういう仕草はなかったから、きっと鳴き声もなかったんだろう。でも微かにケーンと聞こえたような気がしたんだよなあ。

で、雉子はあっという間に姿を消し、写真は撮りそびれました。代わりに雉子の番(つがい)のいた茂みをどうぞ。奥の建物がちらっと見える辺りが修善寺駅です。

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修善寺から歩いて帰るときにいつも通る大仁駅前商店街のT字路。ここにいつの間にか「長嶋茂雄ロード」の標識が設けられていた。12月4日のYOMIURI ONLINEを見ると「整備工事が、9日に始まる」とある。ということは、昨日設置されたばかりであるか。また、廃校になった元高校の校舎に展示室を設ける構想もあるという。それにしても、地元の惚れ込みようはすごいですね。我がミスタージャイアンツは永遠に不滅です、といったところでしょうか。

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今日のダッチオーブン料理は、ローストオニオン。ついでに蒸し鶏肉と焼きじゃが。ちり鍋にオリーブ油を適量垂らし、皮をむいたタマネギを丸ごと入れ、冷凍庫から見つけた鶏肉をかちかちに凍ったまま一緒に入れる。それと、ビッグコミックを買うついでにコンビニで買ってきたジャガイモを、これも丸ごと入れてダッチオーブンの蓋をする。待つこと30分。今回は火加減に気を配って強くなりすぎないようにした。待つ間、冷凍ホタテ3個、豆腐1丁、余りのゴボウ、エノキ、水菜、ネギで鍋にしたら、こっちの方で腹一杯になってしまった。

さて、ローストオニオンの出来具合は? これが本来のタマネギの甘さが凝縮されてなんとも美味。ジャガイモもほくほくの粉ふきいも。下手な調味料なんて要らない。そのままイケる。いやあ、すごいぞ、すごいぞ、ダッチオーブン。(あ)

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14,597歩。