いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

啓蟄やスライム卓に溶けて垂る(あ)

 今日は啓蟄(けいちつ)。
 手元の歳時記『合本俳句歳時記第四版』(ディジタル)に、「二十四節気の一つで、新暦三月五日ごろにあたる。暖かくなってきて、冬眠していた蟻・地虫・蛇・蛙などが穴を出るころとされる」とある。
 例句の「啓蟄の土著けて蟻闘へり 鷹羽狩行」に触れ、プロはやはり違うなあと感服しきり。あいも変わらず累々と駄句を重ねる身が恥ずかしい。啓蟄とは逆に、穴があったら入りたい気分です。
 さて、仕事がなくなる4月からはどうやって小遣い稼ぎをしようかと、このところそればかり考えている。そこへ、「Yahoo! JAPAN、副業マッチサービス『Yahoo!副業(ベータ版)』提供開始」(3/3)したというニュースが飛び込んできた。
 案内には、「ユーザーは先行登録を行うことで、5月上旬以降に求人が掲載される予定の企業情報をメールで受け取れます」とある。ネットによる就活みたいなものですかね。
 この歳になって、今更スーツを着て出社する気は毛頭ないが、もしかしたら在宅で小遣いを稼げる仕事にありつけるかもしれないと思い、とりあえずは登録しておくことにした。
 副業ということだから、雀の涙程度の稼ぎにしかならないだろうが、雀の涙でも、ないよりはマシだ。
 世の人は、長寿をさもめでたいように唱えるが、長生きするには金がかかるわけで、ちっともめでたくなんかない。細々と暮らせるだけの蓄えがあればいいが、その蓄えもない。という次第だから、自分が日々生きていくだけで精一杯で、子孫に美田を残すだけの余裕なんてあるわけがない。どうすりゃいいのさ思案橋、なのである。


【今日の一枚】溶けたスライム。

f:id:jijiro:20210306093207j:image
 昨日の理科の授業でスライムを作り、出来上がったのを家に持ち帰った。サランラップにキッチリ包んだつもりだったが、朝起きたらスライムが溶け出していて、あたりはさながら殺人現場の様相を呈していた。


【書】「首尾」しゅび(No.618)

f:id:jijiro:20210306093127j:image
 「①頭と尾。②始めと終わり。③始末をつける。④[国]物事のなりゆき。結果」(『旺文社漢字典』第2版)
 「首」は、頭の髪の毛と目とをしるした、首の形。目は顔面を表現し、その上に頭髪をつけている。→白川静『常用字解』
 「尾」は、尾をまっすぐ伸ばしている獣の形。→同
 人ではなく獣の尾だそうです。まあ、人には尾はないですからね。 


【タイムラプス】3月5日(金)5:44〜7:12の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225627647740190/?d=n


【新型コロナ】3/5(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,169(前週同曜日比 +95)
重症者数→398(前日比 -9)
累計死亡者数→8,142(前日比 +67)