10/23(金)、iPhone12とiPhone12 Proが発売された。さらに、11/13(金)にはiPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxが発売される。
前回はiPhone11を見送ったが、今回はどうしようか迷っている。いちばんの関心は、5Gではなく、カメラ機能。それも、ナイトモードでタイムラプス撮影ができるようになったことに注目する。例えば、こんな具合。
<https://www.youtube.com/watch?v=mWrY272YHLE>
これは、iPhone12で撮ったらしいが、これがiPhone12 Proだとどんなだろう。
<https://youtu.be/I8HJrqpdupw>
う〜ん、違いがよく判らない。
光学ズームレンジを比較すると、iPhone12が2倍でiPhone12 Proが4倍となっている。富士山を望遠で捉えるならiPhone12 Proに決まりなのだが、問題は価格。こちらは、容量を今のiPhoneXRと同じ256GBとして、iPhone12が10万1,800円、iPhone12 Proが11万7,800円。光学ズームが2倍か4倍かで1万6,000円の差があることになる。
が、違いはそれだけではない。iPhone12 Proには、 「LiDARスキャナ」という機能が搭載されている。
「LiDARスキャナ」とは何か。
それは、「レーザー光を対象物に照射し、反射して戻るまでの時間から、物体までの距離を計測するためのセンサー」<https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2010/21/news112.html>とのことというが、なんのことだかちんぷんかんぷん。要するにどんな機能なんだといえば、暗いところでもきれいな写真が撮れるということらしい。一般には、自動運転や3D地図の作成などに使われ、最近では、NASA(米航空宇宙局)が次の火星着陸ミッションでも使用するというから話は大きい。
ここまで来たら、デジカメの域を遥かに凌駕しているね。
そこで悩ましいのは、たかがタイムラプス撮影にそれだけの高機能が必要かどうかの判断。あればそれに越したことはないが、1万6,000円をプラスしてまでその機能を手に入れたいかどうかということだ。新たにデジカメを買うつもりならそんなに高いとも思わないが……。まあ、最終的には懐具合と相談だな。
【今日の一枚】サザンカ(山茶花)。
近畿地方では10/23(金)に木枯し1号が吹いたという<https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2020/10/24/10272.html>。
落ち葉をかき集めたばかりの庭に、もう新しい落ち葉が風に吹き落ちて、やれやれまたかき集めなくてはと思ってふと目を上げると、蜘蛛の巣の向こうに白い花が見えた。
サザンカ(山茶花)である。山茶花は季語でいえば冬に属する。季節はもう冬なんだね。今年の冬はなんだか足早で、まだまだ暑いと思っていたら秋をすっ飛ばしていっぺんに冬が来たという感じだ。
【書】「肉声(聲)」にくせい(No.493)
「人の口から直接出る声。」(『旺文社漢字典』第2版)
「肉」は、肉の形。大きな肉片で、柔らかい肉の中に筋目を入れる。「にく」の意味に用い、「からだ、はだ」の意味にも用いる。字はまた宍(にく)に作る。→白川静『常用字解』
「声」は、もとの字は聲に作り、〓(けい)と耳とを組み合わせた形。〓はつるした磬(けい=石の楽器)を打ち鳴らす形。耳に聞こえるその鳴る音を聲といい、「おと、ひびき」の意味となる。→同
〓↓
【タイムラプス】10月25日(日)6:30〜8:52の伊豆長岡の空。35秒。
https://twitter.com/aisakajiro/status/1320489599689318400?s=21