いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

医者帰り良と出まづはおでん鍋(あ)

 3校時の体育の時間に、相談室の子たちを誘ってサッカーのミニゲームをした。が、さすがに昔ほどには動けない。フェイントをかけようとしたらタコ踊りのように足がもつれてしまった。

 

【今日の一枚】医療センター。

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 10月の職場健康診断の結果が届き、案の定、精密検査を受けるようコメントがついた。毎年のことで、そうなることは判っているのに、胸部レントゲン撮影は受診必須項目になっているので受けなければいけないと言われる。で、もれなく精密検査がついてくる。

 精密検査は今日の午前に申し込んだ。電話に出た人に、「あらかじめ電話予約を済ませてますか?」と訊かれ、「してない」と答える。「では、予約されている方の隙間の時間に受診することになります」と言うので、「それでいい」と言い、午後診受付締め切りの4時に間に合うように職場を出た。

 医療センターまでは職場からバイクで10分もかからない。余裕で受付時間に間に合ったが、しまった、受信料を用意しておくのを忘れた。

 私の前に予約はなかったとみえ、程なくしてレントゲン室に呼ばれた。CT機に仰向けに寝かされ、機械音の指示で息を大きく吸い大きく吐いた。

 場所を診察室に移して、担当医師から診断結果を聴く。担当医は、今日撮影したばかりのフィルムと1990年のフィルムとを並べ、そこに映された影の大きさを説明する。影は私の目にもはっきり見えたが、大きさにほとんど変化はなく、担当医も悪質のものではないと言った。

 同じことを別々の医師から毎年言われ、かれこれ30年経つ。診断書を書いてもらった年もあった。診断書は有料である。一筆書いてもらうのに数千円かかる。今回の担当医は、「もしも職場でその旨の証明書の提出を求められたらいつでも書きます」と言ってくれた。大学卒業したてのまだ若い女性医師だが、しっかりしている。

 診察を終えて会計の段になった。そこで会計窓口の人に、支払いの用意がないので郵便局で下ろしてきますと告げて郵便局に走った。とんぼ返りで医療センターに入ろうとしたら、私の名を呼ぶ声が聞こえた。声の方を見ると、そこに懐かしい二人が立っていた。2年前に私の家に突然やってきて、スーパーカップアイスを続けざまに4個も平らげたかと思えば、点けてないはずのテレビが夜中に点くよう悪戯を仕掛けたりした凸凹コンビである。

 高校の帰りと見えて、制服を着ている。「正月に餅つきやるから、来な」と言って別れたが、あの二人、いい顔してたな。楽しそうな高校生活を送っているようで何よりだ。

 

【書】「交易」こうえき(No.530)

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 「①物と物とを取りかえる。品物を売買する。②往来する。ゆききする。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「交」は、足を組んで立っている人を正面から見た形。足を組むことから、交錯(ものが入りまじること)の意味となり、交際(他人とつきあうこと。人のまじわり)・交友(友人としてつきあうこと)のように人間同士のまじわりをいう。「まじわる、まじる」の意味から、「たがいに、かわる、とりかわす、かわす」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「易」は、日と勿(ふつ)とを組み合わせた形。日(玉=ぎょく)がかがやいて、その光が放射する形を勿で示した。玉が台の上にある形は昜(よう)で、太陽の陽のもとの字である。玉の光には霊的な力があって、ものを変化させることができると考えられた。→同

 

【タイムラプス】12月3日(木)5:56〜7:02の伊豆長岡の空。33秒。

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