「いずぃなり会」2日目は餅搗き。
餅搗きは今回で4度目。餅搗きをするきっかけになったのはひょんなことから臼を手に入れたこと。臼はあやめ湯仲間の米朝氏からいただいた。米朝氏は大工さんで、臼は、近所の古家倉庫の解体を頼まれたときに出てきて、持って行けと言うから持って来て家に置いておいたと言う。
それである日、あやめ湯で一緒になった米朝氏に、実は臼を探しているんだがと話しかけたら、うちにあるからくれてやる持って行けと言う。それとなく話題作りに話したことが、なんと、まさかの展開になり、臼をいただけることになった。しかも、私が車を運転しない人だと判って、ならばうちのやつ（息子さん）に手の空いているときにトラックで運ばせるからと言って、数日後、ここだと教えた自宅まで運んできてくれた。
ぽんぽんと話を進め、たちまち実行に移す。すごい人です。今はあやめ湯へ行く機会がほとんどなくて会えなくなったけど、あの節は本当にありがとうございました。臼、今日も大事に使わせてもらっています。
昨日のせんべい汁で朝食を摂った後、草餅に使うヨモギ摘みを4名のヨモギ隊に頼んで、私は臼を車庫から転がして玄関前にセットし、もち米3kgをセイロで蒸す。そのうちヨモギ隊が帰って来たところで、ほどなく米も蒸しあがり、10時あたりから餅搗きが始まる。
しばらくぺったんぺったん調子よく搗いていたそのとき、返しを担当していた私に異変が起こった。いきなり低血糖の症状が出たのだ。動悸、めまいがして頭がふらふらする。原因はすぐに判った。昨日から飲み始めた新しい薬だ。昨日は穏やかな朝食だったのに、今日は遅めの朝食と過度の運動があった。それに昨夜遅くまでの暴飲と。どうやらそれがいけなかったらしい。
餅搗きはあとを任せて私は畳に横になる。なんとも情けない事態。もてなすはずが介抱される身になってしまった。せっかくの搗き立ての餅は白い餅とヨモギ餅と2個食うのがやっと。みんなは旨そうに昼のビールを飲んでいるのに私はお～いお茶。なんてこったの餅搗きになってしまいました。
遠いところから来てくれたのにすまないね。次回ははそうならないように体調管理に気をつけますので、これに懲りずにまた遊びに来てください。
【季節の花】ナルキッスス・ブルボコディウム。
2年前、学童の仕事をしていたときに、当時のサブリーダーの人からもらった。その人はご自宅の庭にフリージアを植えていたが、いつの間にかこいつがフリージアを脅かしてきたので、片っぱしから引っこ抜いてきた。名前は知らないがよかったらどうぞと段ボールで運んできたのを1株もらった。花の名前は「花しらべ」で知った。そのときのブログに、「ナルキッスス・ブルボコディウムなんて名前、絶対覚えられない自信がある」と書いたが、それは今も変わらない。
もらった苗は、孫が遊びに来たときに庭に掘った穴をそのままにしてあったところへ、これ幸いと移植した。そのうち枯れてしまったので、もう生えては来ないだろうと、昨年、穴を塞ぐようにしてそこへプランターを置いた。そうしたら今年、プランターと敷石のちょっとした隙間から葉を伸ばし黄色い花を咲かせた。
ものすごい繁殖力です。恐れ入りました。邪険に扱ってごめんなさい。プランターをちょっとずらして、のびのび育つようにしてやりましょう。この花は、スイセンの原種系だそうです。花言葉は「自己愛」。いかにも、な感じの花ですね。
【書】「戒」（No.81）
戈(か)と廾(きょう)とを組み合わせた形。廾は左右の手を並べた形。戈(ほこ)を両手で高く持ち上げている形が戒で、武器をとって戦いの準備をし、用心することをいう。戦いに「そなえる」の意味から、のち、ひろく心をひきしめ、過ちを犯さないように注意するという「いましめる」の意味に用いる。両手で斤(おの＝斧)を振りかざして戦うことを示す字は兵(戦い、兵士)で、戒と同じ作り方の字である。＜『常用字解』より＞
左右対称の字形は、単調にならないように注意して書く。それで、戈を高く持ち上げる両手の、左手をやや長く、右手をやや短く書いて変化を持たせた（つもり）。また、戈の下の横棒を気持ち右下がりに書いて、左手の長さに引っ張られないようにバランスを保った。
【温泉】雨につき内風呂。
【タイムラプス】3月30日（土）16:41～17:27の伊豆長岡の空。23秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2224923690898829?sfns=mo
夕焼けを期待して撮り始めたが、1時間経たないうちに雨が降り出し、今日の撮影はこれでおしまい。
