いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三年の齢をここに花葡萄

写真は、庭のデラウェアの花。

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ホームセンターから苗を買ってきて植えたのが3年前。毎年いつ咲くかいつ咲くかと待ち望んでいた花が、やっと咲いてくれた。それにしても葡萄の花ってこんな形をしていたんだね。初めて見ました。鑑賞の対象になりそうもない花だけど、もう既に花の段階で房の形をしていて、実の生るイメージはつかめるね。
さて問題は、これをめでたく結実までもっていけるかどうか、である。これまで剪定もせず肥料もやらず、でも実は生るだろうと勝手に思い込んでいたが、何もしなければ結実しないことが今日分かった。花の咲いているのが分かって、秋の実りが俄然現実味を帯びてきたので、葡萄の育て方を急遽ネットで調べたのである。
葡萄は花蕾が多いと養分が分散して結実不良になりやすい。それを回避するために果穂の一部を切り取る「房づくり」をする。次に果粒が大豆の大きさになったら「摘房」を行い、1結果枝に1果房を残して他の果房を摘み取る。その後、果粒が密着しすぎないように「摘粒」をして1房当たりの果粒数を調整する。更に摘粒が終了したら「袋かけ」をする…。
待ちに待った花が咲いてやれ嬉しやと思っていたら、結実までにこれだけの作業をしなくてはいけないんですね。葡萄ってのはえらい手間のかかるやつだと改めて思い知らされました。だから普通の家庭では葡萄を栽培しないんでしょうね。
もう一つのナイアガラ(白葡萄)の方はまだ花が咲かない。デラウェアと同時に植えたけど、同じく手入れを全くしてこなかったから、いつ咲くとも知れぬ。ずっと咲かないかもしれない。隣家との目隠しを兼ねて棚をこしらえ、そこにナイアガラの蔓を絡ませようと思って成長を見てきたが、未だに棚を作る必要が生じるほどに伸びていない。デラウェアはぐんぐん伸びて屋根の高さに達しているのに、こちらはようやく1mになるかならないかくらいの丈しかない。こうなりゃダメ元で屋根を飛ばされた車庫の横に移植しようか。それならキウイを新たに植えなくて済む。移植してそれで枯れたら諦めよう。その分デラウェアにがんばってもらおう。と、今はそんな気持ちです。
あやめ湯(18:34〜19:15)3→7人。
脱衣所に入ると風呂場に米朝氏とマイ桶氏の姿が見えた。なんと、マイ桶氏が私に大きく手を振っている。『伊豆の踊子』の踊子みたい。天衣無縫を絵に描いたような人だ。それだからあやめ湯のみんなに好かれるんだね。
米朝氏とは昨日に引き続き一緒。それで会話も昨日の続き。
私「今、テレビに熊本を見舞った天皇陛下が映っていたけど、もしかして向こうに行ってるんじゃないかと思って(米朝氏が天皇陛下と一緒にテレビに映っていないかと思って)探しましたよ、なんだ、まだこっちにいたんですね」
米朝氏「おんなじ飛行機に乗れたらよかったんだけんど、乗れなかっただよ。行くとしたらこっちはトラックの荷台に乗るだから、向こうへ着いたら足腰ががたがたで寝たきりになってるだよ」
マイ桶氏「そんなんじゃ、何しに来たって言われるら」
今日もまた四コマ漫画のような楽しい会話につつまれて、一日の疲れを癒やすのでした。(あ)
タイムラプスは、5月19日(木)5:15〜8:02の伊豆長岡の空。

2,242歩。