いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

駅向かふ子らを急かして秋の雨(あ)

【写真】「なかよし交流会」に向かう子ら。

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学校から田京駅へ向かう道の途中に神社があって、そこが田京方面から通う子の正式な通学路になっている。細い道をくねくね歩くが、なるほどこのルートなら車もほとんど通らないし、学校までの歩行距離もいちばん短いし、通学路にふさわしい道だと納得した。
さて、ここで田京駅に向かう一行にアクシデント発生。一人が、お腹が痛いと言い出したのだ。トイレに行きたい、と。駅へ行けばトイレがある、駅まで我慢できないかと言うと、判らないと言う。仕方がない、行けるところまで行って、とうとうダメとなったら民家に飛び込んでトイレを貸してもらおう。
そう思ったが、神社の先は旭化成の工場を突き抜ける道で、民家がない。その先は小学校だ。ええい、いざとなれば小学校へお願いしてトイレを貸してもらおう。
箱根駅伝で失速した選手を励ます監督のように、大丈夫か大丈夫かと何度も声をかける。と、道が小学校のグランド脇に出たところで、小学校の外トイレが見えた。裏門の施錠も外されている。おお、ラッキー、助かった、間に合った。
トイレに駆け込んだ子を待つ間にも、他の子たちはどんどん駅へ向かって歩いていく。この時点で乗る予定の電車の時刻まであと10分しかなかった。その電車に乗らないと「なかよし交流会」の開会式に間に合わない。
結局、その電車には乗れなかった。で、9時の開会式には間に合わなかった。
5分遅れで会場に着くと、すでに開会式は始まっていた。そこだけ空いた列に加わって腰を下ろす。トイレの子に向けて周りの子たちから、お前のせいで遅刻したんだぞ、と非難の声が上がるかと思ったら、それはなかった。みんな、偉いぞ。
我が校の箏演奏とエビカニクスのダンスの出番はプログラム4番目。ところが、ここでまたまたアクシデント。箏の爪を忘れた子がいたのだ。2人も。ぎゃあ。予備がない。その2人は指で弾くしかない。
なんとか「海の声」の箏演奏を終えてステージを下り、次にフロアでエビカニクスのダンス。この日のために担任の先生が用意してくれた被り物やカニの爪を身につけて、いざ踊り始めたらこれがまた見事にバラバラ。でも、それがかえって親近感を与えたのか、会場のみんなも一緒になって踊ってくれて結果オーライ。一気に和やかな雰囲気に包まれたことだった。
あとで校長先生から聞いたところによると、箏の演奏を聴いていた校長先生たちから(地区小中学校19校全ての校長先生が出席していた)、波の音がうるさくて箏の音が聞こえなかったと言われたという。波の音は私と校長先生がステージの両端に立って分担したが、校長の立った場所が各校校長席にいちばん近いところだったので、直にそう言われたのでしょう。爪を忘れ指で箏を弾かざるを得なかった子が2人出たので、それで全体(5人)の箏の響きが弱かったのかもしれない。
朝からいろいろあった一日で、疲れました。

水墨画】お休み。

【温泉】華の湯。
ここの湯は初めて。入浴料が500円ということで、いつか行こうと狙っていた。場所は、昨年の職場のバス道路を隔てた反対側。

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露天風呂もあるが、天井に波板屋根が張ってあって外の景色も見えない。湯もぬるく、露天の風情はまるでない。500円のサービスではこれが限界なんだろうな。

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【タイムラプス】10月16日(月)5:24〜7:09の韮山方面の雨空。26秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214500052917274/

【歩数】20,757歩。