いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋雨や駅の乙女の膝小僧(あ)

今日は家から歩いて出勤。
午前7時38分に家を出て、職場のタイムカードを押したのが8時20分。途中ゴミ捨てに寄ったから、その分を差し引くと歩いて大体40分といったところか。
家の近所の子は、この道を毎日40分かけて中学校へ通っているのか、行きも帰りも坂のあるこの道を3年間歩き通したら、さぞかし足腰も鍛えられるだろうなあ。私も、毎日は無理にしても、今日のような雨の日は歩いて通勤してみるかな。
今日歩いて出勤したのは、雨だったからではなく、もともと「地区特別支援学級学習活動展」の準備で函南の小学校まで生徒を引率する役目があったから。雨はたまたま降っただけ。
午前中は展示作品の名札付けをし、生徒たちの箏の演奏に合わせて校長先生と波の音を出す練習をし、「エビカニクス」のダンスを踊る。「エビカニクス」とは園児に人気のダンスだそうで、これを生徒たちは来週月曜(10/16)の「なかよし交流会」で箏を演奏した後に踊ることになっている。
当日踊るのは生徒たちだけだが、せっかくだからと私も見よう見まねで生徒と一緒に踊ってみた。手足の動きがなかなか速くて覚えきれない。生徒はこれまでもだいぶ踊る回数をこなしてきているらしく、二度目で大体まとまった動きになったが、私だけがタコ踊りになってしまった。
給食を摂って裏門から学校を出る。裏門のある道は清掃センターに通じる道で、S字に曲がった坂を下るとメインの通学路に出る。そこに担任の先生の車が停まっていた。生徒がきちんと道の端を通り一列で歩いているかを見ているというふうだった。
担任の先生の車には箏をはじめ、活動展に展示する作品やら、脚立やら、今日の準備に必要な全てが積まれ、一足先に会場へ向かい、私は生徒を引率して田京駅から電車で会場に向かう段取りになっていた。
田京駅に着くと、そこでも担任の先生は待っていた。全員が電車に乗るのを見届けてから車で移動するということなのだろう。
電車を伊豆仁田駅で降りると、先頭の子が踏切を渡って下田街道の方へ歩き出した。先頭の子は2年生で、その子が会場までの道を知っているからその子の後について行けばいいと、出発の時に担任の先生に言われていたが、どうも私の頭に描いていた地図とは逆の方向へ歩いているような気がした。それでも私の知らない違う行き方があるのかもしれないと先頭の子に任せていたら、なんと、すぐ先の駐車場にまたもや担任の先生の車が停まっていて、逆方向に歩いていると言う。あたかもこっちに歩いてくると読んでいたふうにそこで待ち構えていたのにはびっくりした。どれだけ生徒の行動を読める人なんだ?
会場に着くと、地区の小中学校の先生方が搬入した作品を体育館の壁面に飾り付けていた。参加校は小学校が12校(20学級)、中学校が7校(13学級)。うち、生徒が準備に参加しているのはうちだけだった。他の中学校でも生徒が準備に来ているものとばかり思っていたので、うちだけなのは、やや意外な感じがした。
それぞれのブースにいろんな作品が飾られていくのを見ながら、この地区の特別支援学級への先生方の熱い思いが伝わってくるのを感じた。

【写真】伊豆仁田駅

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この駅前に高校があり、その下校時と重なって、駅には多くの高校生の姿があった。

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駅のホームに、こんなポスターが張ってあった。和服に自転車はどうも不釣合いな気がしたが、あえてポスター制作者はそのアンバランスを狙ったか。少なくとも私が、おっ、と目を留める程度のインパクトはあった。

水墨画】休み

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】10月13日(金)5:22〜7:31の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214473023441554/

【徒歩】14,544歩。