いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

乗越の電車恨めし残暑かな(あ)

昨夜はとうとう沼津まで行ってしまった。
やらかしました。平塚の「海楽人」での呑み会の帰り、熱海行きの快速アクティーに乗り、後から来る沼津行きに乗ろうとしたら、熱海止まりの電車内でうとっとしたらしく、熱海駅ホームに入ってきた電車に反射的に飛び乗ってしまった。が、それは沼津行きではなく上り電車だった。ドアが閉まり「次は湯河原」というアナウンスを虚しく聞いたのが「やらかし」その1。
それで湯河原から乗った下り電車が沼津行きで、何だ結果オーライじゃんと安堵したのか、座席に座ったあと襲ってきた睡魔に勝てず、三島を居眠り通過して沼津まで持って行かれたのが「やらかし」その2。
すっかり酔いが覚めたところで沼津から三島行きの上りに乗る。この三島止まりの上り電車は私のためにあるとしか思えないような電車で、これがなかったらどちらかが終電になるまで上り下りを行ったり来たりするのは目に見えている。挙句、家に帰れないという幕切れになることは必定。
ああ、この電車があってほんと助かったと、実際に沼津まで乗り越してみてしみじみ感じたことでした。

【写真】茅ヶ崎の歯医者の玄関前にあるルリマツリ。撮ったのは昨日。

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ほぼ1ヶ月前の7月14日のブログにもここのルリマツリの写真を載せた。その時咲いていた青紫色の可憐な花は、昨日見たら葉だけになっていた。あの時「もじゃもじゃ生えて、アプローチの階段を覆い隠す勢い」と紹介した葉も、あれから刈り込まれたようで、前に比べてだいぶスッキリしていた。それでもまだもじゃもじゃした感じはなくはないが……。
帰り際に、受付の大奥さんに「玄関のルリマツリ、随分スッキリしましたね」と言ったら、一瞬、手元に視線を落として「そう、ルリマツリ、よくご存知だこと。あれね、大きくなりすぎて大変だったのよ。階段が見えなくなるくらいでしたものね」と言って、私がルリマツリという花の名を知っていることにちょっと驚いたふうだった。手元に視線を落としたのは、そこに花の名をメモした紙が用意されてあったのだろう。前に「玄関に咲いている花は何という花ですか?」と尋ねた人がいたのかもしれない。
実は私だって、玄関ドアを開ける前にこの写真を撮りながら、あれ? なんて名だったっけ、とルリマツリという名を忘れていたくらいだ。待合室で順番を待っている時に「花しらべ」のブックマークで確認し、それでようやく思い出した次第。だから私も同じですよ、大奥さん。訊かれてパッと名前が出てくるように、メモを持ち歩いているようなもんですよ。

水墨画枇杷(No.22)

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ちょっと葉っぱが濃すぎた。こんな濃くするつもりはなかった。しかし画仙紙は、一旦墨を吸ったらもう色を薄くはできない。そこが怖い。しかしそこが逆に面白いところでもある。
葉裏の表現が少し進歩したか。

【あやめ湯】18:05〜18:40
久しぶりに米朝氏と一緒になる。相変わらずカラオケには通っているらしい。
私「そういえば最近、カラオケの相棒(スキンヘッド氏のこと)はお見えになりませんね」
米朝氏「お盆でカミさんが1週間休みをもらったらしいだよ。ほんで今は外で遊べないら。外へ出れば悪いことばっかするだで、どうしようもにゃあ。全くあの人から悪いことを教えられて、だんだん私も悪い人になってきて困るら」
私「私には競い合って悪いことをしているように見えますけど。そんなことじゃ、ろくな死に方しませんよ」(とうとう私も、米朝氏にそんなことが言えるようになったか。いや、米朝氏だから言えるんですね)
米朝氏「この夏は海へ行ったり山へ行ったり、結構忙しかっただよ」
私「自分が入るお墓を探しに、ですか?」(これも、米朝氏だから言えること)
米朝氏「俺の墓はもう恋人岬にあるだよ。恋人岬に一泊何十万もする高級ホテルがあるら。その隣だよ」
そんなところに墓なんてあったかなあ。米朝氏はどこまでがすっとぼけでどこから本当なのかよく分からない。でも、話すのに何の遠慮もいらない。とても話しやすい人で、話すといつも癒されます。

【タイムラプス】8月16日(水)7:45〜10:11の韮山方面の雨空。36秒。

【徒歩】2,075歩。