いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

乙女の香紅に透かして白躑躅(あ)

【写真】庭のツツジ(関寺と峰の松風)。

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関寺(和名の語源については不詳)。

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峰の松風(何とも雅な名。しかし和名の語源についてはこちらも不詳)。

庭のツツジの写真は5月22日(月)のブログにキリシマツツジを載せた。実は庭にはもう2種類のツツジが咲いていて、それが琉球ツツジ系の関寺(セキデラ)と峰の松風(ミネノマツカゼ)。関寺は玄関右に咲き、峰の松風はアプローチの踏み石脇に咲く。

だいたい、ツツジの種類はどれだけあるのか気になって調べてみた。そうしたら、「世界に約600種以上、日本には40数種が知られている」<http://www.7key.jp/data/vegetation/menu_t/azalea.html

という。

ちなみにツツジはネパールの国花に指定されているそうだ(Wikipedia)。日本に目を向けると、ツツジを市町村の花に指定している自治体は北海道だけで34もあって、途端に沖縄まで数えるのが面倒臭くなってしまう。それくらいたくさんある。それだけ国民に広く愛される花と言えるだろうか。

桜みたいに宴を催すほどの浮かれ気分にはなれないけれど、この時期、家の近所を散歩し、生垣のいたるところにいろんな色のツツジを見るにつけ、確かに華やぐ気分にはなれる。中には葉の緑が見えないくらいに花の塊になっている生垣もあって、その見事な咲きぶりに圧倒されたりする。

花の塊のツツジもいいが、私はどちらかと言ったら庭石の脇にポツンと咲くツツジの方が好きだ。無論我が家に庭石などはないが、なくても玄関脇にポツンと咲いてくれるだけでウキウキした気持ちになる。

今の庭木のほとんどは前のオーナーが植えたもので、引き継いだ時にその種類の多さに驚いたものだが、当時の私は庭木にまるで興味がなく、ましてやツツジにこんなにたくさんの種類があるなんて知る由もなかった。その後徐々に庭木のことを知っていくうちに、実にバランスよくツツジが配置されていることに気がついた。それで今は玄関脇にツツジを植えてくれたことに感謝している。

思うに前のオーナーは、庭木に関してだいぶ造詣の深い方だったのではないか。ツツジの配置もさることながら、隣家の玄関からこちらの和室が見えないようにムクゲの枝を広げたり、アプローチ入口のサルスベリの枝をアーチのように伸ばしたり、浴室の目隠しに椿を茂らせたりして、庭木にど素人の私にもそのバランス感覚の良さが見て取れる。

なのに私ときたら、さらに隙間にグミを植え、ブドウを植え、プラムを植え、せっかくの庭をほとんどジャングル状態のもじゃもじゃにしてしまうのだから、全くセンスのカケラもないのである。


【水晶苑】15:25〜16:09(4→2人)

私が入った後にすぐクラリネット3時半氏が入ってきた。やはり、ピタリ3時半。27日の修善寺駅舎のコンサートに(孫の世話で)行けなかった旨を詫びる。一緒に湯から上がったら、ラウンジの女性が「この前のコンサート、良かったわよ」と3時半氏に声をかけてきた。「韮山時代劇場のジャズも良かったけど、今回のクラシックも良かったわね」ともう一人の女性が言うところから推して、どうやらラウンジにいたお二人は3時半氏のファンらしい。

私もファンの一人になってもいいかな。そうそう、氏の敬愛するベニーグッドマンのCDを、この前図書館で借りて聴いてみましたよ。なんか懐かしい響き。


【タイムラプス】5月29日(月)5:34〜8:17の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10213117423672407/


【歩数】5,781歩。