いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

入梅や道を狭める土手の草

弟ブログ「津軽三三爺譚」に第2話「びきのつぶれた話」を公開した。

津軽三三爺譚

記念の第1話を公開したときは、1週間に1話のペースで公開できたらいいかな程度に思っていたが、気持ちが少し高ぶってきて、えいやっと第2話を作ってしまった。とりあえず絵は放っておけ、まずは音声だけという荷の軽さがやる気を起こさせたのかもしれない。

青森県の昔話』から津軽地方の適当な長さの話を選び出し、それを津軽弁に書き下してA4版コピー紙に筆ペンで書く。筆記具は鉛筆でもボールペンでも構わないのだろうが、私には筆ペンがいちばん使い勝手がいい。力を入れずすらすら書けるし、書いた字が濃くて見やすいのだ。紙を手に持たなくても読める。

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マジックやサインペンでもいけない。これらは濃く書けるが字の太さを調節できない。柔らかさがない。昔話の雰囲気がでない。パソコン入力はもっといけない。津軽弁バージョンの変換なんてあろうはずがないから、打ち込むのに時間ばかり食ってしょうがない。手書きが絶対的に速い。

マイク(iPhone)を床に置いて、その周りをぐるり囲むように書いた原稿を並べ、文字を音声に換えていく。原稿のコピー紙は重ねない。重ねるとマイクが紙のこすれる音を拾ってしまうから。ちなみに第2話はコピー紙5枚の分量になる。

録音には最初「ボイスメモ」というアプリを使っていたが、今は「ディクタフォン」を使っている。こちらはmp3でデータ保存してくれるのがいい。これによってEvernoteに保存したデータをブログにリンク挿入できるようになった。

ただ、津軽弁の文字を声に出して読むのにはまだ慣れていない。読んでいる途中で何回も噛んでしまう。その度に録音し直す。今回の第2話は10回以上やり直した。慣れるにはもうしばらく時間がかかりそうです。

7,732歩。

写真は、下田街道の韮山反射炉入口付近。狩野川土手の伸び放題の雑草が車道にはみ出している。あやめ湯へ行くときにバイクでここを通るが、この雑草を避けるために中央へ大きく膨らむので、いつも冷や冷やする。対岸の土手はきれいに除草されて土肌が見えているのに、こちら側は未だ手付かず。ちょっと、優先順位を間違えているんじゃないの?こっちを先にやってもらいたいなあ。 (あ)

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