いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雲厚くなお垂れ込めて栗の花

朝から雨が降り続き、今日は一日中家に閉じ込められた。柄谷行人『遊動論〜柳田国男と山人』(文春新書)を読んだが、これは前提として柳田国男を読み込んでいないとダメだと思った。上っ面しか読み切れないと思った。新書というので手軽に手にした本だったが、なかなか手強い本です。入門書以上の濃さです。これから柳田国男の、あの膨大な著作を読み通す気は毛頭ないが、文庫化された作品くらいは読み足して、今月の平塚月例呑み会で感想を聞いてもらおうと思います。

川合勇太郎『青森県の昔話』(津軽書房)から「尻尾の釣」という話を津軽弁で録音してみた。iPhoneアプリの「ボイスメモ」で録音した音声をひとまずEvernoteに保存。そこからリンクをコピーしてブログに貼り付けようとしたのだが、これがなかなかうまくいかない。最終的にはアニメにまとめるとして、とりあえず試しに音声だけ先に公開して皆さんに聞いてもらおうと思ったが、今日のところはお預け。Evernoteだけでなく他の方法も探ってみます。録音を溜めることはできるので、しばらく溜めておいて準備ができたら改めて公開しますね。

あやめ湯(18:40)4→3人。1,904歩。

写真は、家の近くの栗の木。この辺りは栗の木が多く、それが一斉に花を咲かせ、むせるような青臭い匂いを放っている。後ろに見えるのが城山(じょうやま)。雨があがったばかりで荒々しい岩肌も霞んでよく見えない。ここから少し右手にずれると大仁から上がる花火がよく見える。大仁の花火は8月上旬に4連夜続く狩野川花火大会の先頭を切る花火で、8000発上がる。続く修善寺、韮山、伊豆長岡が4000発余だから、それらの倍の規模である。家のデッキから見えるのは、韮山と伊豆長岡から上がる花火だけ。去年は孫のパパママと一緒にバーベキューをしながら花火を楽しんだが、さて今年はどうだろうか。(あ)

f:id:jijiro:20150604073002j:plain