いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

庭の雑草をむしり取る

午前中、これまでずっと手をつけずにいた庭の雑草をむしり取る。ユズの下に密生していたドクダミも全部むしり取ったらだいぶすっきりした。ミニトマトとキュウリが植わってあった畝を残すかどうか迷ったが、大根か長ネギを植えられるように、一応残しておくことにした。それで、別々に立てていた畝を一本にまとめる。一本にするに当たって、畝と畝の間にあった飛び石をどかし、コンポストの方へ埋め直した。
畝を残すことにしたはいいが、問題は日照。周囲を庭木に囲まれているので、陽を遮らない普通の畑のようにはいかない。去年は同じ場所に大根と春菊を植えたが、育ちはどちらも芳しくなかった。うまく育たなかったのは、土の栄養が足りなかったこともあるが、なにより日照時間の短かったことが影響したと思っている。一方、長ネギの方は、これは洗面所の下のあまり陽の当たらない場所に植えたにもかかわらず、思いのほか育ってくれた。長ネギは食材としていろんな料理に使えるし、生育期間も比較的長い。今年2月の二度にわたる大雪にも耐えた。大根も捨てがたいが、植えるとしたら今年は長ネギだけにしておくのが賢明かもしれない。
スコップで畝を立てていたら、いきなりジジジジッという蝉の鳴き声とともに、高速の羽音が聞こえた。そちらに目を向けると、甘夏ミカンの幹に止まっていた蝉がカマキリの襲撃を受けているところだった。蝉は必死にもがいて羽を高速振動させるが、カマキリの斧が脱出を許さない。襲ったカマキリは黄緑一色のまだ若いカマキリで、大きさは襲われた蝉の半分くらいしかない。カマキリの斧って結構強力なんだな。このまま蝉はカマキリに噛み殺されてしまうんだろうか。と思った瞬間、蝉はなんとか無事に逃げ出し、低飛行でユズの繁みに姿を消した。いやあ、カマキリって蝉を襲うんですね。びっくり。1,814歩。
写真は、新しく立てた畝とコンポストまでの飛び石。これで孫も落とし穴を掘れまい。ユズの下草もむしり取ってすっきり。飛び石をここに埋めよとトカゲ這う(あ)
f:id:jijiro:20140905033523j:plain