いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

資料は職場にあった

三島へ勤務。伊豆に起き忘れてきたとばかり思っていた資料は、職場の机の上にあった。何のことはない、職場から持ち帰り忘れていただけのことだった。だから、昨日のうちに、わざわざ伊豆に来る必要もなかったのだが、まあ、おかげでグリーン車に乗ることができたということで良しとしよう。なでしこジャパンのアジア杯の決勝を見ることはできなかったが。

職場で机を並べている人は、今回のサッカーW杯ブラジル大会の代表に選ばれた内田篤人選手の中学時代の恩師で、先日、その関係で、スポーツ新聞社からインタビューを受けたと言っていた。朝、その人が私の隣の席に腰掛けたところで、昨日のなでしこジャパン見ました? と訊いてみた。こちらは見ていないのでひたすら聞きに回ったが、その人は、選手の動きよりも佐々木則夫監督の采配を褒めていた。ベストメンバーを招集できなかった中で優勝へ導いたのだから大したものだ、と言うのだ。サッカー部ができる前に一度だけ女子バレーボールの顧問をしたことがあるが、とにかく女子は扱いにくいと思った。例えば、ネット際のボールをさばくのに、男子ならアンダーか何かで上に上げて次のプレーにつなげようとするのに、女子の場合そういうことはしない。ネットに向けて打ってしまう(直接相手のコートに返そうとしてしまう、という意味か)。何度言っても同じことをする。本当に女子の指導は大変だ。我慢と根気がなければ到底務まるものではない。私にはとても務まらない。その点、佐々木監督はよく堪えた。大したものだ、と言っていた。監督経験者ならではの面白い視点である。
昼食は三島のどこか新規開拓の店に入ろうと思い、道の左右をキョロキョロ見ながら歩いていたら、ノジマ三島店まで歩いてしまった。そこまで歩いたら帰りの電車は三島二日町駅から乗ることになるが、駅までの道には見事に店は一軒もない。ないなら仕方がない、というわけで、そのまま伊豆長岡まで来て、前から狙っていたラーメン屋に入る。「一匹の鯨」といって、そのネーミングだけでも入る気をそそる。この店は伊豆のガイドブックにも載っている人気の店で、入ると右側の座敷のテーブルに若者3人が陣取っていた。真ん中には小学校の机のような可愛らしいテーブルが2卓用意され、左側には壁に沿って奥行きが1メートルもありそうな幅広いカウンターが走っている。そのカウンターに腰を下ろし、日替わりラーメンなるものを注文。850円。店構えからして、それなりの値段は覚悟していたが、覚悟はしていてもやっぱり高い。私のラーメンの標準価格は600円なのだ。しかし、私の後からも、一人、また一人と店に入ってくる。全て若者。二人目の人は「アール40の大盛り」なんて暗号みたいなことを言っている。常連のようだ。食してみて、それなりにこだわりの味を感じはしたが、そんなに二六時中来る店でもないような気がした。第一、爺には味が濃すぎる。私はやはり蕎麦屋がいいな。9,359歩。人生はこってり蕎麦はさっぱりと(あ)
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