いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

門扉を改良

昨日作った門扉を改良する。やはり、蝶番は無理なので、吊り金具を使うことにした。L字形の洋折れと丸い輪の形をしたヒートンをそれぞれ4本購入。普通に目にするフックだけれど、「洋折れ」とか「ヒートン」なんて言い方があることを初めて知った。

まず、洋折れをコナラの原木にねじ入れる。コナラは硬い木なので、ペンチでキリキリねじらないと食い込んでいかない。素手ではとても無理。次に、ヒートンを晒竹に取り付ける。こちらは竹なので、呆気ないほどに取り付けられた。逆にネジの部分が短いために、ネジの先が、空洞の向こう側の皮に届かないで、宙ぶらりんになっている。そんな状態で、組み合わせた竹の重量に耐えられるのか。いや、多分耐えられないだろうと思いつつ、でも他に方法が思いつかなかったので、当面はこのままにしておくことにした。あっ、そうか。今思いついた。ヒートンではなく、細いスチール管か何かを2cmほどの長さに切って、それを竹に括り付ければよいではないか。よし、明日、秦野から帰って来たらやってみよう。
最後に、門扉の周辺が少し寂しい気がして、流木を並べてみた。序でに、海岸で拾ってきた漁網の浮きを、切り取った枇杷の枝にぶら下げた。その浮きに「注意‼︎ 孫の飛び出し」と書く。そもそも、このような門扉を作ろうと思ったきっかけは、孫がアプローチからいきなり前の道路に飛び出して危ないから、それを避けるという意味があった。
実は、私は5人兄弟の真ん中で、兄、姉、弟、妹がいる。いや、いた。兄姉弟は今も健在だが、妹は50年前に交通事故で死んだ。家の前の国道4号線で、停車中の車の陰から飛び出して車に撥ねられた。即死である。当時、私は小学3年で、妹は保育園に通う前だった。8歳上の兄は高校生で、兄が学校から帰って来たのを見て、妹は、近所の友達と遊んでいた空き地から国道を横切ろうとしたらしい。だから、兄はその瞬間を目の前で目撃したと思う。妹の葬式のとき、近所の友だちと悪ふざけをして兄にぶん殴られた。兄からすれば、状況を飲み込めない弟の悪ふざけは、到底許せるはずのものではなかった。兄に殴られたのは、後にも先にもこれ一度きりである。2,898歩。今生きてあれば五十路の桜かな(あ)
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