いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

自炊の方法

ブックオフの新春20%OFFセールで買い溜めておいた本のうち、残りの12冊を自炊。自宅のスキャナーは原稿を8枚までしかセットできない旧式のものだが、今のところはそれほど不満は持っていない。通常の自炊のやり方は、まず背綴じ部分をカッターで切り落とし、1束7枚セットでページ順に重ねておく。1冊分重ね終えたら、給紙シュートに原稿1束をセットしてスタートボタンを押す。後は給紙シュートに原稿が1枚残っている状態で次の1束をその1枚に重ねる。それを繰り返す。時々セットのタイミングが遅れて読み込みが終了してしまうこともあるが、そういう時は2ラウンドの読み込みを済ませてから、「合体PDF」というフリーソフトで、それこそ複数のファイルを一つに合体させて保存する。そんな風に自炊していて、はたと気づいた。スキャナーが原稿を読み込んでいる間、別の本を読めるじゃないの。読んでいるうちに考え込んでしまうような内容の本は、そちらの方に気が行って次の束を載せ忘れる嫌いがあるから、ながら読みをするのだったらサクッと読める本がいい。コツは、次の束を手に持って、本を読む目線の端に給紙の流れを置いておくこと。これなら時間を有効活用できる。画面でメールチェックしながら自炊することはしょっちゅうだったのに、なんで今まで本を読むことに思い至らなかったのだろう。基本的に本は好きじゃないんだろうな。

写真は先週、伊豆長岡駅に飾られた繭玉飾り。旅館の女将や芸妓の手作りだそうです。養蚕が盛んだった昔は、伊豆長岡温泉の新春の風物詩だったとか。7,379歩。繭玉の仄かに紅の差すあたり(あ)
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