いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く春や鏡に残す背中傷

【写真】旧紙幣と旧硬貨。引越荷物を整理していたら、やっと出てきました。旧紙幣だけだと思っていたら、穴の空いてない50円玉と5円玉も混ざっていた。あと、東京オリンピック(昭和39年)と沖縄返還(昭和47年)の記念硬貨も。中学生の頃まで記念切手に凝っ…

引越の荷の片付きて朝寝かな

今日は引越に使ったダンボールをごみ収集所へ出した。50箱分はあっただろうか。これをバイクで6往復して運んだ。それでごみ収集所の金網小屋は私の出したダンボールだけで粗方いっぱいになってしまった。まだ衣類のダンボールが残っているが、衣類の整理はカ…

春風や湯上がり嫗背を伸ばし

【大仁・水晶苑】13:46〜14:43(1→2人)伊豆の国市民になったら、まず行ってみたいと思っていたのが、ここ。60歳以上の市民なら150円で温泉入浴ができる。場所は一二三荘横の踏切を渡って左折し、100mほど奥へ入ったところにある。単に温泉に浸かるだけなら…

我睨み恋の仇か猫の妻

ダンボールと衣装ケースに入った洋服をタンスに仕舞おうと思った。これが済めば引越荷物の整理は完了する。洋服を仕舞うに当たっては、まずはタンスに蝶番を取り付けなくてはいけない。蝶番は観音開きの扉に計6個取り付けられてあったのが、藤沢での家具搬出…

仕舞ひきれぬ思ひ出躑躅花車

引越の荷物整理は2階和室のダンボールがほぼ片付いた。あとは洋服と和服をタンスに整頓すれば引越の荷物整理は完了となる。和服というのは亡父が着ていたもので、年を取ったらいつか着る日が来るだろうかと、青森の実家を解体する時に南部鉄瓶とともに譲り受…

春愁や思ひ出の品それもこれも

引越荷物を整理していたら、今日はこんなのが出てきた。5インチのフロッピーディスクと夏目漱石の千円札である。現在の千円札に描かれているのは野口英世だが、その前は夏目漱石だった(昭和59年〜平成19年)。図柄がほとんど同じだから最初は旧札だと気づか…

雉鳴いて川二筋に分かれけり

午後、引越の荷物整理に倦んで散歩に出た。乳白色の雲が空を覆い、あいにく富士山は見えなかったが、暑くもなく寒くもなく、川風が爽やかで心地よかった。家から坂を下って伊豆箱根鉄道の踏切を渡り、下田街道を横切って狩野川土手に出る。そこから土手を下…