いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

万葉の調べもかくや虫すだく(あ)

昨日の温泉がなぜ「百笑の湯」だったのかを書き忘れたので付け足す。

何のことはない、学校祭体育の部の反省会の席が「百笑の湯」だったという、ただそれだけのことです。ずっとグランドにいたので、埃っぽい汗を温泉で流そうと、体育の部があった日は「百笑の湯」をよく使うのだそうだ。でも去年は「百笑の湯」ではなかったなあ。

この地区の中学校の運動会はずっと同じ日に行われてきたという。同日開催にしないと、冷やかしに来る他校生がいてトラブルになったりするから、それを回避する意味で同時開催するのだとか。だから、雨で順延のときは、各校とも足並みをそろえて一斉に順延することになる。ところが、一昨年は確か、うちは中止を決めたが他校では実施したところもあるやに聞いている。グランドコンディションの違いで、できるところできないところが出てくるということらしい。うちは山の上にあってグランドが雨水を貯めおく役割を担っているらしく、よって水はけがあまり良くない。

昨日は、うちも含めて3校が「百笑の湯」を利用していた。

さて話は変わって今日。

雨が降る予報だったが、昼を過ぎても雨が降ってこなかった。いつ降り出してもおかしくないような曇り空だったが、生え放題の庭の草が気になっていたので、雨が降ってこないうちに少しでもやっつけようと思って庭に出た。

これまでは草むしりのときはiPhoneをポケットに忍ばせてクラシック音楽を流していたが、今日は趣を変えてユーミンの40周年記念ベストアルバムにした。amazon musicが無料で提供していたから。

特にこれまでユーミンの曲を好んで聴いたことはないが、数ある名曲の中からあえてベストワンを選ぶとしたら、私は「春よ、来い」を選ぶ。

♫淡き光立つ俄雨 いとし面影の沈丁花 溢るる涙の蕾から ひとつひとつ香り始める♫

この古風な語調は、忘れかけていた日本人の魂を蘇らせてくれるようで、えも言われぬ味わいがあります。これを物したユーミンは、まさに平成の万葉歌人ですね。

 

【今日の一枚】NHK杯囲碁トーナメント戦の終局盤面。

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余正麒八段(黒番)対藤沢里菜女流本因坊(白番)の対局は、余八段の中押し勝ち。

久々に碁盤を出して、テレビ画面を見ながら石を並べる。吉田美香八段の解説が判りやすく、とても勉強になった。

それで、学んだことを実践に生かせればいいのだが、これがちっとも生かされないから、いつまで経っても上達しない。

 

【書】「対」タイ・ツイ・うつ・むかう・こたえる(No.250)

▼甲骨文

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▼金文

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もとの字は對に作り、〓1(さく)と土と寸とを組み合わせた形。〓1は上部に鋸歯(のこぎりば)のついた掘鑿(くっさく)の道具。これを手(寸)に持って土を撲(う)ち固める形が對で、「うつ」の意味となる。版築(はんちく=城壁などの建築法で、板と板との間に入れた土を撲ち固めていく方法)のとき、二人が相対して土を撲つので、「むかう、あう、こたえる」の意味に用いる。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

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甲骨文は、きわどくバランスを保つ孫の木工作品のようで、金文は、ゲジを手づかみする様子か。

 

【絵日記】ラグビーW杯(No.108)

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全身を描いてみた。これを描くのに2時間半。全身はやはり時間がかかります。

 

【タイムラプス】9月22日(日)7:49〜10:10の伊豆長岡の空。35秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2527457843978744?sfns=mo