いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

網戸して明りたつぷり外に漏らす(あ)

【今日の一枚】玄関の網戸(カーテン)

f:id:jijiro:20190707115854j:image

このカーテン式網戸は2年前の6月に買って取り付けた。

網戸は蚊が飛ぶ季節が終われば大抵用無しになるのだが、取り外すのが面倒でそのままにしてある。そのままにしても、慣れれば別に邪魔にも感じない。

網の下の部分が3mmほど裾に隙間があって、賢い蚊はそこから中へ侵入しようと考えるかもしれないが、今のところそんな賢い蚊は界隈にいないので助かっている。

蚊の他に入って来そうな輩といえばトカゲとかアリあたりだが、トカゲは臆病なので人の気配がするところへは近づかない。アリは隙間があろうがなかろうが、その気になればバンバン入ってくるので、これは防ぎようがない。見つけたらその都度殺虫剤でやっつけるしかない。イエグモに食ってもらえば手間いらずなのだが、イエグモはゴキブリはやっつけるけどアリには手を出さない。どうやらアリの放つ独特の酸っぱ味が苦手らしい。

蛇はどうか。蛇くらいは出て来ても不思議ではない家周りの環境だが、なぜかこれまで一度も見たことがない。マムシの子は孫とブランコ公園から帰る途中の近道階段で見たことがあるが、その程度で、蛇は近所であまり見かけない。

スズメバチはこれまで家に二回ほど巣を作られたことがある。サッシ窓と障子戸の間に干からびていたのを見たことはあるが、家の中を飛んでいるのは見たことがない。ただ、これからも巣を作る可能性はあるので、見つけたら巣が大きくならないうちに取り払うことにする。スズメバチ対策はこれに尽きる。

そうそう、ゲジとムカデだな。こいつらは、玄関の隙間からでなくても、どこからでも入って来て、パソコンのキーボードの前を平気で横切ったり(これはゲジ)、先日なんぞは浴槽でムカデが背泳ぎをしていた。と見えたが、給湯の管あたりに潜んでいたのを熱湯に追い出されたか何かで、息絶えた状態で浴槽にプカプカ浮かんでいた。

でも、ゲジってシロアリを食ってくれる益虫なんだよね。だから、見た目はよろしくないけど、見つけても殺さない。ムカデは噛むから(これまで噛まれたことはないけど)見たらやっつける。だけど、熱湯に弱いくせしてお湯の蛇口に潜んでいるムカデって、なんておバカなんでしょう。

そんなこんなで、我が家はいろんな小虫がやってくるから賑やかだ(こういうのを賑やかっていうのか?)。ただ、蚊だけは勘弁。蚊は人間の生活に何の役にも立たない。

『枕草子』第28段「にくきもの」にも、「ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊のほそ声にわびしげに名のりて、顔のほどに飛びありく、……こそいとにくけれ」とある。ぶ〜んという羽音もさることながら、蚊は刺しやがるから今も昔も人に嫌われる。

それで、カーテン式網戸のことだが、強風でドアを開けると真ん中のマグネットが弾かれてカーテンが開いてしまう不都合があった。それを防ぐのに、今回は外からの風で網戸が膨らまないように棒で遮ることにした。いわば踏切の遮断機の要領である。

やろうやろうと思っていたその作業を今日やった。これで強風でもドアを開けておくことができます。でも、さすがに台風クラスの風の場合はドアは開けられないだろうけど。

 

【書】「児(兒)」ジ・ニ・こ・みどりご・こども(No.177)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20190707120647j:image

▼金文

f:id:jijiro:20190707120659j:image

幼児の髪型をした人の形。その髪型によって「こ、こども、みどりご(三歳くらいまでの子ども)」の意味となる。[礼記(らいき)]に、男児は生後三か月で男角(だんかく=あげまき)にするとあり、そのあげまきという髪型が兒である。あげまきは髪を頭の中央で左右に分け、耳のあたりで輪の形に結び、角のように突き出した髪型で、古代日本の男の子もこれに似た髪型をした。(後略)<『常用字解』より>

甲骨文は、つかまり立ちを覚えた赤ちゃんが、「あんよが上手」とお母さんに言われて、得意げに微笑みながらヨタヨタ歩く感じ。金文は五頭身くらいになった赤ちゃんが、腰を浮かせながらお尻をぽりぽり掻いている感じに見える。あるいは函南町の奇祭「ねこおどり」のポーズか。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】7月6日(土)7:11〜8:54の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2389083107816219?s=100001436582002&sfns=mo