いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

伊豆の山春にもたれて雨あがる

日が変わってから藤沢にも雪が降り始めた。水分をたっぷり含んだぼた雪で、1月に降る雪とは思われない。まるで3月の雪みたいだ。

日曜はそんなに早く寝たわけでもないのに午前1時に目が覚めてしまった。眠れずそのまま起きてブログを書き始める。下書きを終え、タイマーを5時にセットしてひと眠り。次に目を覚ましたら、外はすっかり白くなっていた。

カミさんが、これじゃ車は出せないわとストーブを点けながら言う。月曜の朝はいつも辻堂駅まで車で送ってもらうのだが、さすがにこの雪では無理だ。はい、分かってます、歩いて行きます。

外に出たら路面はシャーベット状の雪で、歩きづらいことこの上ない。雪は雨に変わっていたが、轍には解けた雪水が溜まり、駅に着くまでに靴と靴下がぐしょぐしょになってしまった。

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沼津行きの下り電車は14分遅れでホームに入ってきた。乗客は普段の3分の1程度か。座席がガラ空きで簡単に座れた。熱海駅では遅れが10分に縮まっていた。

三島駅のホームは、電車に乗り込もうとする人と階段を下りようとする人で大混雑。ために、いつも余裕で乗り換える7:34発修善寺行きに乗れず、やむなく次発の7:44発に乗る。こちらは修善寺駅に8:24に着くので、これに乗る生徒は朝のHRに間に合わない。が、今日は女子生徒が3人ばかり乗っていて、その子たちは駅からタクシーに乗り込んでいた。慌てる様子は全くなかったから、遅刻には慣れているのかもしれない。

準備室の同僚に訊いたら、修善寺は雪ではなくずっと雨だったという。その雨も職場を出る昼頃には止んでいた。周囲の山々には、まるで蒸かしたて饅頭の湯気みたいな白い雲が薄くまとっている。

空はまた雨が来そうな乳白色だったが、その、いかにも伊豆らしい景色を眺めながら、狩野川の土手を歩きたいと思った。川は雨で濁っていたが、雨あがりの土手は何かしら心を浮き浮きさせるものがある。先週いくつか花を咲かせていた桜の枝には、またさらに開いた花が増えていた。

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こちらは庭の梅。ぽつりぽつり咲き始めました。やはり例年よりだいぶ早い。(あ)

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あやめ湯(17:18)6→2人。

17,194歩。