いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蜜柑3個の願いごと

先週、「湯屋 光林」の日帰り入浴プランが終了になって残念とブログに書いたら、それを読んでくれた方から、ホテル・サンバレーの露天風呂がいいとのコメントをいただいた。それで、入浴道具を持って玄関を出ようとしたところ、外から私を呼ぶ声が聞こえた。ドアを開けると、2軒隣の奥さんが立っていて、手に持っていた蜜柑を差し出して、これ、おすそ分け、と言う。何のおすそ分けだかよく分からないまま、これはどうもご丁寧にと蜜柑をもらう。蜜柑の数は3個。この場合、3個というのは微妙な数で、1個ならば、例えば職場で隣の机の人が、蜜柑食べる? と言って手渡す数だし、2個ならば、少し多めに持っていて、余らしても仕方がないからという思いが働いた数となる。4個以上ならば袋に入れられるだろう。しかし、3個という数はどうだ。どう考えればいい? そんな、どうでもいいようなことはともかく、奥さんは、実はお願いがあるの、と切り出した。

私、マッサージ師を自宅でやっていて、今日初めて男の人の予約が入ったの。うちの旦那が家にいればいいんだけど、今日に限って帰りが遅くなるという連絡があって、男の人がどんな人かわからないし、変な人だったらやだなあと思っていたら、デッキにいずぃなりさんの姿が見えたので、それでお願いに来たの。男の人をマッサージしている間、一緒に家にいてくださらない?

私がデッキでベンチの補強作業をしているのを認めての訪問だったらしい。いずぃなりさんだから頼めるお願いなのと言われれば、私だって断るわけにはいかない。蜜柑3個で引き受けた。それで、サンバレーの露天風呂はあきらめた。

午後5時半に奥さんは下のコンビニまで男性客を迎えに行き、ほどなくして客を連れて戻ってきた。私は2階に上がり、本を読みながら客が帰るのを待つ。客は7時に料金を支払って帰って行った。何だか怪しいクリスマスイブでした。徒歩3,481歩。自転車423kcal。

写真は、補強したベンチ(ペンキを塗る前)。先日孫が来たときに、2階の部屋に蒲団を敷いて寝た。そのとき孫がベンチでベッドを作って遊んでいるのを見て、ベンチの脚が少しぐらついているのが気になっていた。それで今日、前に買っておいた垂木で補強した。クリスマス誰をベンチに座らそう(あ)

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