いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

朝は薪をくべない

朝4時に目を覚ますが、蒲団から出ることができない。寒くて。至るところ隙間だらけのボロ家で寝起きするようになって丸2年経つが、この寒さにだけは体がまだ慣れない。雪国の青森に生まれ育った身としては、伊豆の寒さなんて屁でもないはずなのだが、高校を卒業して以来ずっとこちらで暮らしていると、この程度の寒さでも身に沁みるように感じるところがある。

今年は一シーズン分の薪を蓄えているからけちけちする必要はないのだが、薪ストーブは火の後始末に困るのが難点。朝一番に薪をくべるとして、出勤時間までに燃え尽きてくれればいいが、下手をしたら真っ赤な熾(お)きを残したまま出勤することになりかねない。それは危険きわまる。留守中に火事を起こしたなんてことになったら洒落にもならない。自分だけ寒さを我慢すればいいのなら、朝は薪ストーブを使わないでやり過ごせればそれに越したことはない。そういうわけで、朝はできる限り薪ストーブを使わないようにしている。薪ストーブは、真冬でもTシャツ一枚で済むくらい部屋が暖まるのだが、火の後始末を考えると、単身の通勤生活には不向きな暖房である。しかし、夜の大活躍は、その欠点を補って余りある。薪ストーブに当たりながらピザを焼いたり、芋、エイヒレ、ホタテ、砂肝を焼いたりしながら、焼酎のお湯割りをグビッと呑る至福は、何物にも替えがたい。その日の嫌なことがすーっと消えて深い眠りに就くことができる。今や薪ストーブは、私の生活になくてはならない存在になってしまった。温泉と薪ストーブと晩酌と。この三つは、私にとってまさに三種の神器なのである。徒歩15,950歩。自転車52kcal。

写真は、三島の学食のBランチ。370円。今日のメニューは、オムライスもどきにカレーをかけたもの。いかにも貧乏学生向けのランチといったふうで、学生時代に、渋谷センター街の「三平食堂」で同じようなものを食べた記憶が、懐かしさとともに蘇ってきました。年の瀬の学生街の古食堂(あ)

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