いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

背くともいよよ艶めく花あやめ(あ)

 「渋谷ナイト編集部」で文芸コンテストを開催するという知らせをTwitterで受けた。
 渋谷といえば「若者の街」というイメージが強いが、私にとっての渋谷は、大学1年から7年までを過ごした(えっ、4年じゃないの?)思い出てんこ盛りの街で、いわば青春時代そのものの街なのである。
 そんな渋谷の街を舞台にした文芸コンテストを行うというので、これは願ったり叶ったりと応募してみることにした。応募はメールにtxt文書を添付して送付するだけなので、原稿用紙、封筒、切手などを用意しなくて済む。いい時代になったものだ。
 応募作品には制限字数800字という条件が示され、果たしてそんな少ない字数の中にどれだけ渋谷の思い出が詰め込めるか甚だ心もとないが、幸い、時間はたっぷりあるし、これを好機に自分の力量を試してみたいと思って応募することにした。
 もし私の青春時代渋谷編に興味を持たれる方がおられるといけないので、そんな奇特な方のために、次回のブログから立ち読みコーナーを設けます。そこで私も当時を思い出しながら楽しんで書いてみるつもりです。


【今日の一枚】庭の三尺アヤメ(菖蒲)。

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 職場からいただいたパンジーの苗を植えたのは今年1月。その際、三尺アヤメも同じ並びに移植した。
 三尺アヤメは玄関アプローチの石畳のすぐ脇に植わってあったが、パンジーの苗を植えるタイミングで花壇フェンスの外側に移した。根付くか心配していたが、10株移植したうちの1株だけ花を咲かせてくれた。三尺ほどの小ぶりなアヤメではあるけれど、アヤメはアヤメ。そのベロンと垂れた花びらがなんとも艶っぽくて、それを毎日眺められるというだけで嬉しくなる。


【書】「時習」じしゅう(No.688)

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 「①機会があるたびに練習する。②その時代の風俗・習慣。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「時」の音符は寺(じ)。寺にものを保有し、またその状態を持続する(保ち続ける)の意味があり、持のもとの字である。手に持ち続けることを持といい、時間的に持続することを時という。時は「とき、そのとき、ときに、きせつ」などの意味に用いる。→白川静『常用字解』
 『常用字解』ではそう説明するが、甲骨文字の字例が載っていない。下部の「日」は説明がなくても判るが、上部は何の形かよく判らない。
 「習」は、もとの字は羽と曰(えつ)とを組み合わせた形。いま下部を白の形とし、[説文]に「數々(しばしば)飛ぶなり」として、音符は白(はく)とする。しかし音が合わないから、飛ぶ羽の裏の白さが見えるなどとする説もあるが、古い字形では下部は曰の形。曰は神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の中に祝詞が入っている形で、その上を摺(す)ることを習という。祝詞を入れる器を羽で摺るのは、その祈りの効果を刺激する行為であり、それをくり返すことを習(なら)うという。→同


【ディジタル画】初代・高橋竹山(No.132)

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 あえて「初代」としたのは、二代目・高橋竹山がいるから。二代目は女性で、なぜ高橋竹山の名を受け継ぐことになったか、そのあたりの経緯は判らない。
 渋谷のライブハウス「ジャンジャン」は、高橋竹山がそこを本拠にする前から知っていた。当時はテレビに出演しないようなフォークシンガーを多く登場させていたと記憶する。

 店は渋谷センター街の裏手にあり、同郷のクラスメートをそそのかして一度だけ店に入ったことがあった。階段を降りた空間は薄暗くて、一見さんを寄せ付けないといったような、どこか排他的な雰囲気が漂っていた。大都会の底知れぬ深淵を覗いてしまったかのような錯覚を覚え、そそくさと出てきてしまった。


【タイムラプス】5月4日(火)6:25〜9:24の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4025560980835082/?d=n

撮影途中で黒い煙が映った。あれは火災の煙。後で知ったが、この時間に近くで火災があったみたい。


【新型コロナ】5/4(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→4,468(前週同曜日比 +1,152)
重症者数→1,084(前日比 +34)
累計死亡者数→10,436(前日比 +50)