いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

赤ペンの業を曝して年の暮れ(あ)

【今日の一枚】三菱鉛筆uniのシャーペンと替え芯。

f:id:jijiro:20191210201144j:image

テストの採点などをするのに、サインペンを使う人、ボールペンを使う人がいるが、私はずっと赤鉛筆を使ってきた。鉛筆の持つ、柔らかい感じが好きなんです。

今、職場の引き出しには、北星鉛筆(株)の赤芯シャーペンが入っていて、漢字小テストの採点にはいつもそいつを使っている。2mmの芯は、ハネ、ハライの先端を細く描くのに都合がいい。が、色鉛筆は、芯が柔らかくて折れやすいのが玉に瑕。

それで実は、この土日に、地区中学校の文集に寄稿する子どもたちの作品を添削しようと家に持ち帰ったのだったが、職場に赤芯シャーペンを忘れてきてしまった。よほど赤ボールペンで代用しようと思ったが、やはり色鉛筆がいいと、湯屋の帰りに文房具屋に寄った。そうしたら、いい按配にこいつが見つかった。

最初に見つけたのは替え芯の方。説明に「建築用」とある。建築用なら芯もポキポキ折れないだろう。次いで見つけたのがシャーペンの本体。こちらには「建築用」の文字はなかったが、両方レジに出して、この芯はこのシャーペンに使えますかと訊いたら使えますというのでセットで買ってきた。

ところが、改めて楽天市場のサイトで確認したら、「ユニホルダーにはお使いいただけません」とあった。私がセットで買ったシャーペンはユニホルダーだったのである。

確かに「お使いいただけません」なのだが、実際に使ってみた印象では使えなくはなかった。ただ、ユニホルダーの本体がノック式じゃなかったというだけの話。そこにこだわる人は店に返品を願い出るのだろうが、私が気づいたのは添削を終えた後だったし、ノック式でなくてもさほど気にならなかったのでそのまま使うことにした。

ただ、替え芯そのものは、これまで試した色鉛筆の芯より丈夫で、使っている間にポキっと折れることはなかった。

芯の色は、赤というよりは朱に近いか。色芯にしては割と硬度があり、これなら芯先を尖らせておいても平気だという印象を持った。さすが「建築用」である。

それにしても、である。またしても家に仕事を持ち帰る羽目になった。本当は土日に仕事なんてしたくないのだが、そうでもしないと追いつかないのが現状で、休日なんてあってなきようなものです。これでいいのか? 日本の働き方改革。

 

【書】「米」ベイ・マイ・こめ(No.323)

▼甲骨文1

f:id:jijiro:20191210203353j:image

▼甲骨文2

f:id:jijiro:20191210203409j:image

▼金文は無い。

象形。実がついている禾(いね)の穂の形。[説文]七上に「粟(ぞく)の實(み)なり。禾(くわ)の實の形に象(かたど)る」とあり、稲・粱(あわ)をも含めた穀物の実を米というとする。「こめ」の意味に用いる。長江の中・下流地域では古くから水稲栽培が行われており、武漢あたりの届家嶺(くつかれい)文化の米の種類は、日本種と同系のものといわれている。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】12月9日(月)5:36〜7:18の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2696215763769617?d=n&sfns=mo