いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

斬られたる草反撃の草いきれ(あ)

【今日の一枚】大物のイタドリ(虎杖)を刈る。

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今日は、先週のうちに校長先生から頼まれていた正門とロータリーの花壇の花をむしり取って捨てる作業をするつもりで出勤した。が、行ったらすでにその作業は済んでいた。先週の金曜は私が出勤しなかったので、さては校長先生自らなさったのかと思ってお詫びを言ったら、現業の方にお願いしてやってもらったとのことだった。

ということは、現業とスクールサポートという私の仕事の分担はどこが境目になるか。そのあたりはどうも曖昧みたいです。まあ、こちらは頼まれたことを愚直にするだけで、出しゃばってよそにまで手を出す気はさらさらありませんが。

花壇の花をやってもらったので、とりあえず私のすることはなくなった、わけではない。草刈りが待っている。それで作業着に着替え、作業メガネをかけ、麦わら帽子をかぶり、足袋靴に履き替えて外へ出る。外は炎天。まだ5月だというのに、うわ〜何だこの暑さ。

物置棚から草刈機を下ろし、タンクに混合油を満タンに入れる。目指すは第二グランドに降りる坂道の下半分。ここはまだ一度も足を踏み入れたことがない場所である。上半分は、草刈機を初めて動かしたときに刈った場所で、刈ったのは4月16日。あれから1ヶ月と10日ほど経っているが、もうすでに刈った形跡がないくらいに草が生えまくっている。

それを横目に見ながら坂を下りていく。一度刈ったことのある場所にこれだけの草が生えているんだから、まだ刈ったことのない下半分はすごい状況だろうなと覚悟していたら、果たして歩く先に、私の背丈ほどもあろうかと思われるイタドリの群がりが待ち構えていた。

これですよ、これ。これに怖気付いていたらスクールスタッフの名がすたる。よぉしと気合いを入れて草刈機を振り回す。キュンキュンと小気味良い音を立てて、草刈機は強靭なイタドリをバッタバッタと切り倒していく。と、作業メガネの周りをヤブ蚊みたいな小さな虫が飛び回り出した。こいつがやたらしつこい。自らの住処を破壊する敵をやっつけようと反撃を仕掛けているのだろう。半袖の腕にも攻撃してくる。

こいつはたまらんと、ひとまず後ずさりながら、炎天だからといって半袖Tシャツで作業に臨んだ愚かしさを反省。どんなに暑くても農作業はやはり長袖が基本ですね。

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奮闘の甲斐あって、大物のイタドリをなんとかやっつけました。Tシャツも汗でぐっしょりの2時間半でした。第二グランドを使うサッカー部の連中は、すっきりしたことに気づいてくれるかな。気づいたとしても、それを誰がやったかなんて思うわけないよな。でも、それでいいんだ。目立たないように補助する。それが私に課された仕事(つまりは教育)ですから。

 

【書】「五」ゴ・いつつ・いつ(No.137)

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木を斜めに交叉(こうさ)させて作った器物の二重の蓋(ふた)の形。これを数字の五に用いるのは、その音だけを借りる仮借(かしゃ)の用法である。一から四までの数字の字は、細長い算木(さんぎ)を一・二・三とそれぞれの数だけ横にならべた形である。〓1は二重になった大きな木の蓋の形で、これを神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器(〓2)の上に置いた形の字が吾である。〓2に固く蓋をして祈りの効果を守るので、吾は「まもる、ふせぐ」の意味となる。<『常用字解』より>

〓1(手書き画像)↓

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〓2(手書き画像)↓

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単調な線にならないように、庭に落ちている小枝のイメージで書いてみた。こういう字は、わざとらしくならない程度に変化させるのが難しい。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月27日(月)4:50〜7:31の伊豆長岡の空。20秒。

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