いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

散歩犬媼を連れて伊豆の春

今日は仕事が休み。だから藤沢に戻ってもよかったが、先週戻ったし、来週は金曜に平塚で月例呑み会があって戻るし、ということで、今週の土日は伊豆で過ごすことにした。
休みだからといって特に出かけるでもなく、家でゆったりと休日を過ごす。
来月20日に藤沢から搬入される家具の設置場所をいろいろ思案したが、これといった妙案が思い浮かばない。家具がなくても現在支障なく暮らしているのだから、なければないで別段構わないわけだが(それは一人だからでしょ)、それでも運び込むのは、取りも直さず来月末までに藤沢のマンションを明け渡さなければいけないから。ならば片っ端から処分してしまえばいいものを、伊豆で使えるかもしれないとけち臭いことを考えるから捨て切れない。まあ、運んで入りきらなかったら仕方がない、その時は薪の代にでもしよう。むむ、引越し費用を考えたら高い薪代になるなあ。(あ)

【写真】向かいのホテル屋上のフェンスと我が家の車庫の屋根。

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和室の西窓が夕焼け色になっていたので、窓を開けて一枚撮った。ご覧のとおり、ただいま休業中のホテル屋上のフェンスは、いつぞやの風で傾いて(昨日の春一番ではない。傾いてからだいぶ経つ)こんな有り様。
一方、手前の我が家の車庫の屋根も、吹き飛ばされたまんまになっている。どっちもどっちで、なんだか向こうとこっちと、どちらが早く朽ち果てるか競争しているように見えなくもない。
窓を開けてiPhoneを構えたら、ちょうど犬の散歩で通りかかったおばあさんと目が合った。ちらっと見ただけで通り過ぎるかと思ったら、私の視界から消えるまでじっとこっちを見ていた。
ご近所の方だろうか。見知らぬ顔である。ホテルが営業している時分は、犬を連れて歩く人をよく見かけたものだが、今ではその姿をほとんど見かけなくなった。
その人に、私はどんなふうに見えただろう。自分を隠し撮りしているとでも勘違いしただろうか。私は、ただ窓を開けて、ホテルの傾いたフェンスと我が車庫の屋根の剥ぎ取られた跡を一枚の写真に収めたかっただけなのでして、別に他意はありませんから悪しからず。
それにしても、向かいのホテルの休業はいつまで続くのだろう。昨年5月にホームページで休業を知ってから10ヶ月近く経つ。いよいよもって狐狸の棲む幽霊館になっていくのだろうか。

【淡彩画】大きくまとまった枝葉の木(No.20)

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ポイントは「はじめは全体をできるだけ薄く塗り、その後で影の暗い部分を描いていく。薄すぎるようなら重ね塗りをして濃くする」。淡彩画はこの「影」が大事なようです。影をいかにして描くかが立体感を出す重要なポイントだと心得ました。
今日のでちょうど20枚。一日1枚描くという目標が今のところ続いている。絵を描くのがこの上なく好きだという人は一日に何枚も描くのだろうが、私はまだそこまで達していない。でも、こうして毎日描くことで、描くコツみたいなものが徐々に見えてきたような気がするし、第一描くのが楽しくなってきた。描き上げるのに締め切りがあるわけでもなく、誰かに頼まれて描くのでもなく、ただ好きだから描くというのがいいね。気負わなくて済むのがいい。
144種のモチーフを144日かけて描き切った後は、一体どういう心境になっているだろう。酒をぐびりと呑りながら、鼻歌交じりでひょひょいと描けるようになっているだろうか。それとも、思うように描けず反古を重ねているだろうか。こればかりは到達してみなければ分かりません。とまれ、あと124種、とりあえず描き切れるよう頑張ります。

【あやめ湯】18:04〜18:35。3→3人。

【タイムラプス】2月18日(土)6:51〜9:16の伊豆長岡の空。36秒。

【歩数】6,376歩。