いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

久しぶりの絵手紙

久々に絵手紙を描いた。絵の具は、ターレンス ジャパン製のPetit Colorという24色の固形水彩セット。先日、筆ペンを買ったときに一緒に買っておいた。イーゼル、パレット、水筆が付いていて、いずれ年賀状の版画に彩色を施すのに使えそうだし、年賀状でなくても、普段気軽に絵手紙を描くのに使い勝手がいいと思った。
まず青墨の筆ペンでゴーヤーの葉の輪郭を描いていく。続いて固形絵の具で彩色。水筆を初めて使ってみたが、結構描きやすい。絵手紙は「ヘタでいい、ヘタがいい」と絵手紙創始者・小池邦夫の本で教わったとおり、気負いを捨て、大胆を心がけたつもりだったが、仕上がった絵は迫力のない小ぢんまりとしたものになってしまった。どこかに上手く描こうという邪(よこしま)な思いが潜んでいたのかもしれない。どうせ下手くそなんだから下手くそのままでいい、という覚悟が足りなかった。
描いたハガキに切手を貼ろうとしたら、手元に50円切手しかなかった。そこで散歩を兼ねて、不足分の2円切手を買いに藤沢の本局まで出かけることにした。本局までの往復で「目指せ一日一万歩」の目標を達成できると踏んだが、その割りに履き物がサンダルとは、ちとナメている。案の定、本局に着いたときには、両足親指の付け根の皮が擦れて赤くなっていた。我慢して歩けないことはないが、この状態で帰り道を歩いたら確実に肉刺(まめ)がつぶれるだろう。散歩に出るときはいつもスニーカーを履くのに、どうして今日に限ってサンダルにしたのか。もしかしたら、30℃という高温が判断を鈍らせたのかもしれない。バスの時刻表を見たら、ちょうど5分後に発車するバスがあったので、それに乗って帰ることにした。おかげでハガキを投函し忘れてしまった。8,341歩。
写真は、久々に描いた絵はがき。ベランダのゴーヤーの実を描きたかったが、唯一残っていた小さな実は、伊豆に行っている間に無くなっていた。この前のクラス会で一緒だった高校の同級生が、自宅に税理士事務所を構えることになったと知らせてきた。絵はがきはその挨拶への返事。まだまだみんな頑張ってます。私も頑張らなくては。待宵や友の活躍祈る筆(あ)
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