いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

台風翌日の富士

台風一過の澄み渡った青空が気持ちいい。三島から見える富士山はどんな具合だろうと、ワクワクしながら沼津行きの電車に乗った。辻堂駅発6:12のこの電車、最初に乗った9月2日は三島まで立ちっぱなしだったが、9日と今日は隣の茅ヶ崎駅から座ることができた。なぜか。2日に乗ったときに座れなかったのは、乗った車両が最後尾だったからだ。最後尾の車掌室前のスペースが手頃な大型荷物置き場として利用されていて、前回は折りたたみ自転車が置かれてあった。多分、大きな荷物を抱えて遠出をする乗客が、このスペースを利用したいがために、敢えて最後尾車両に乗り込むのではないか。確証はないが、そんな気がする。先週と今日は、ホーム階段下から乗った。8両目である。この車両のドアがちょうど茅ヶ崎駅ホームの階段付近に当たる。茅ヶ崎駅で降りる人はそんなに多いわけではないが、少なくとも最後尾車両よりは多い。縦しんば茅ヶ崎駅で座れなかったとしても、次の平塚駅で座れる可能性は残っている。

さて、三島からの富士山だが、これが期待通りの見事な黒富士だった。7階建ての職場のビルの最上階に駆け上がり、眼前に聳える雄大な富士山を写真に収める。危険防止でガラス窓も網戸もはめ殺しになっていたのは仕方のないところ。

伊豆の家に台風の影響が出ているのではないかと心配していたが、家の裏に立てかけておいた廃材が崩れていた程度で特に問題はなかった。瓦も飛んでいなかった。晩飯の買い出しから戻ったらちょうど富士山に夕陽が当たっていて、顔に薄く紅を走らせたような艶かしい表情を見せていた。薄紅のその艶やかさ誰のもの(あ)

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