いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

闇からの音を窓辺に冬至風呂(あ)

「Planner for iPad」というシステム手帳アプリが人気らしい。

というので、まずはどんなものかYouTubeの動画を見てみた。そこでアプリを紹介していた人は、だいぶ興奮気味に早口でまくし立てていて、そんなにいいものなら私も試してみようと早速iPadにインストール。

実際に操作してみて、これで無料かと思われるくらい機能が豊富なのは判ったが、しかし同時に、たぶん使いこなせないだろうなと思った。前途ある若者なら多機能に惹かれて飛びつくのだろうが、老い先短い年寄りには無用の長物と映った。大体多機能の一つひとつを今更覚えて何になるという気持ちが強い。

そもそも、iPadには標準アプリの「メモ」があるじゃないか。「メモ」の手書きで十分でしょう。というので「メモ」を立ち上げ、Apple Pencilを使って手書きメモを書いてみた。

f:id:jijiro:20191223161923p:image

おお、いいじゃないの。シンプルイズベストだ。iPadの「メモ」に手書きメモを保存しておけば、Mac mini にも iPhone にも同期される。それで不自由なことは一つもない。思いついたアイデアなぞを手近にある端末でパッと手書きしておけば、他の端末やパソコンでいつでもどこでも見られるし、必要なら他の人と共有できるんだから、それ以上望むことはない。

というわけで、「Planner for iPad」は無視することにした。

そんなことをしていたら、カミさんから電話があり、年末年始に孫の面倒を頼むと言ってきた。私は12/27(金)は部活で出だよと言ったら、じゃあ12/28(土)からでいいと言う。年末は仕事を休めないから私に小田原まで迎えに行ってやってくれって、私が電車で孫を伊豆へ連れてくるのかよ。

いつまでと訊いたら、1/1〜1/3は仕事が休みだから私は電車でそっちへ行く、車での箱根越えはアイスバーンで怖いから車では行かない。それはいいけど、だから、いつまで? と再度訊いたが、はっきりした日は言わなかった。まあ、カミさんが1/3までいるんだったら、孫の帰る日を1/3としとくか。

問題は、12/28(土)〜12/31(火)の4日間を一人で二人の孫の面倒を見なければいけないということである。車がないから、遠出はできない。近場をうろうろするしかないが、さてどうしたものかと今から頭が痛い。

そうだ、けの汁を一緒に作ろう。うん、それがいい。あとは庭でパターゴルフだ。宿題に書き初めが出ているだろうから、そいつもやって、何なら、そば打ち、餅搗きをやってもいい。狩野川の土手で凧揚げという手もある。と、考えてみたら、いろいろやることがあるな。でも一人はやっぱ、きついな。

 

【今日の一枚】薬用入浴剤を入れた内風呂。

f:id:jijiro:20191223155719j:image

薬用入浴剤は「屋久島の湯」(アース製薬)。今日は冬至で、去年までは冬至に合わせてゆず湯にしていたのだが、庭のゆずが天に召されたので今年は薬用入浴剤で我慢。

湯の注ぎ口が溶岩で固められているのは前のオーナーの趣味。昔は家に温泉を引いていたという。竹は私が取り付けた。塩ビパイプが剥き出しになっていたので、せっかく風情を味わうんだったら竹で覆ったらよかろうと思ってそうした。接着にクリーム色の浴用接着剤を使ったら、温泉から吹き出た硫黄のカスのようで「らしく」見える。まあ、この風呂は孫が来たときと雨以外は使わないんだけどね。

 

【書】「乏」ボウ・ホウ・とぼしい(No.336)

▼甲骨文は無し。

▼金文

f:id:jijiro:20191223155748j:image

象形。仰向けの死体の形。水死者が仰向けに浮かぶことを泛(はん=うかぶ)といい、水死者がうつぶせに浮かぶことを氾(はん=うかぶ)という。死者を墓穴に葬ることは〓1(へん=ほうむる)という。匱乏(きぼう=物がとぼしいこと)・欠乏(不足すること)・耐乏(物資がとぼしくて不自由な生活をがまんすること)・貧乏(まずしいこと)のように、「とぼしい」の意味に用いる。

〓1(『超漢字』画像)↓

f:id:jijiro:20191223155800j:image

 

【温泉】雨につき内風呂。

 

【タイムラプス】12月22日(日)5:45〜8:04の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2723621521029041/?d=n