いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

まだやつてみたきことありサイネリア(あ)

庭のサンチュを摘んでサラダにして食った。初めて食ったが、癖のないシャキシャキした食感が、私は焼肉を食う習慣はないが、いかにも焼肉に合いそうな気がした。レタスとキャベツとの、その中間くらいの味わいでしょうか。

植えているのはプランターで、肥料も水だってちっとも与えないのに、勝手に葉を広げて育つ手間いらずの野菜です。下側の、外側から順に摘み取って食するのだとはいただいた方からのアドバイスで、そのとおりに摘んだ。

プランターもそろそろ狭くなってきたし、間引きして別のプランターかネギを挿している横あたりに植え替えるべえか。

だけど、庭に出ればすぐに口に入れられる野菜がある暮らしっていいですね。伊豆に住んでいるからできる贅沢かもしれません。

キャベツや白菜は素人が育てるには負担が大きい。そっちは専用農家さんに任せるとして、ちょっとした朝のサラダには手軽なサンチュが持って来い。水をやらないプランターでもガンガン育っちゃうんだからすごい。とまれ、これでしばらくは生野菜を買わなくて済みそうです。

 

【季節の花】サイネリア。

f:id:jijiro:20190305074420j:image

米店の入り口に並べられた花。色とりどりでまことにきれい。枯らしてしまったコーヒーの苗の代わりに鉢に植えたら、ぼろ家も多少は華やぐかなあ。

別名を「シネラリア」とも言うらしい。が、「シネラリアという名前は『死ね』に通じるため、見舞いなどでは敬遠される」と「花しらべ」にある。和名には「富貴菊(フウキギク)」とか「富貴桜(フキザクラ)」とかいう雅な名があるのにねえ。

 

【書】「彌」(No.56)

f:id:jijiro:20190305074549j:image

f:id:jijiro:20190305074605j:image

「弥」の旧字体。

弥生三月の連想で選んだ。篆書体では、右側の「爾」の下に「王」があり、この「王」のパーツは何を意味するかと思って語源辞典のサイト<https://okjiten.jp/kanji2192.html>を参照したが、そこでは「爾」だけあって「王」はなかった。ちなみに「爾」は「美しく輝く花の象形」だという。

次に『旺文社 漢字典 第二版』に当たったら、こちらも「王」が消えていて、「爾」は「糸車の形にかたどる」と説明する。

どちらにもない「王」のパーツが、なぜ『五體字類』の篆書体にあるか。なぜだなぜだと思って見ていると、右側の組み合わせがだんだん、縦に貫く線がミシンの糸立て棒に、下の「王」が糸を載せる台で、中の「×」4つのところが糸が巻いてある部分に見えてきた。

この組み合わせが「尓」にくずされた形も『五體字類』に見え、それが新字体の「弥」になったのは明らか。ちなみに「彌(弥)」の音読みは「ビ」。これに「栄」と組み合わされば、「弥」は、いよいよの意の接頭語となり、「弥栄」で「いやさか」と読まれる。

 

【温泉】雨につき内風呂。

 

【タイムラプス】3月4日(月)6:18~7:31の韮山方面の雨空。36秒。

https://share.icloud.com/photos/0A_O4JbI7KaFqA7WePUxGebkw