いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

裸木となるや素の富士見せんため(あ)

深夜、クラブW杯の準決勝、鹿島アントラーズ対レアル・マドリード戦を観戦。関心はひとえに内田篤人選手。ドイツに渡ったが怪我に悩まされ、今年アントラーズに復帰した30歳。
お父さんとは、去年後半の半年、職場がご一緒でいろいろお世話になった。そういうこともあって、ぜひ観なくてはとテレビ予約を目覚まし代わりにセットしたら、予約放送1時間前に目を覚ました。
内田選手はスタメンを若手の西選手に譲り、0−1のビハインドで後半から交代出場した。ところが、立て続けに失点を重ね、スコアは0−3に広がってしまう。ここで万事休す。Rマドリードから4点など奪えるはずもない。
画面で内田選手の動きを追いかけている分には、失点に繋がるミスをしたふうには見えない。左サイドでの攻防の時も右スペースで常に攻撃参加のチャンスを狙っていたし、俺の方にもっと球を回せと言っているようにも見えた。
が、78分に土居選手のシュートで一矢を報いたものの、終わってみればRマドリードの貫禄勝ち。前半のコーナーキックからの決定的な先取点を逃したことが最後まで尾を引いた形になった。あそこで先取点を取っていたら、その後の試合の流れはずいぶん違ったものになっただろう。そうしたら後半の内田選手の登場もなかったかもしれないが、決めるべき時にしっかり決められるか決められないかが1−3のスコアになったのだと思う。


【写真】学校昇降口前から見た富士山。

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今朝、出勤して撮った。昇降口前のタイル敷きにはまだ陽が当たっていない。
富士山は北に見えるから、当然、背中が南になる。ところが、この学校、南の陽を受ける窓がある教室は2階理科室と3階音楽室しかない。普通教室の窓は全て北側を向いているという造りになっている。それもこれも、日当たりよりも富士山の景観を重視したから。だから、どのクラスからも富士山を眺められるが、暖房費をケチっているせいもあって冬はめっぽう寒い。
「今日の富士山、きれいだね」とは子どもたちも口にする。今日もそうだった。「そうだね、きれいだね」と私も応え、たったそれだけのことだけど、互いに愛でる景色の中心に富士山があって、ああ、ここの人たちは老客男女を問わず富士山と一緒に暮らしているんだなあと、しみじみ思うのだった。


【温泉】一二三荘。
「バイクだと、寒いでしょう」
湯から上がって帰ろうとしたら、女将さんがテーブルの書類整理の手を止めて声をかけてくれた。
「いえ、ここの湯は芯から温まるから、家に着いてもポカポカしてます」
とは、よいしょでも何でもなく、私は本当にそう思っている。本当に温まるんだわ。
「でも、あの坂は凍結すると危ないわね。これから寒くなり雪が降ったりする日もあるから、十分気をつけてくださいね」
なんか、ほんわかするなあ。女将さんにそう声をかけてもらえるだけで、一二三荘に毎日通う甲斐があろうというものです。


【タイムラプス】12月19日(水)6:01〜7:35の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10218186259350131?sfns=st