いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

梅雨明け待つ膝に新聞届きけり(あ)

このところ絵の勉強が滞りがちだ。サッカーW杯が終わるまではそれもやむを得ない。
4月に廉価の新型iPad(第6世代)とApple Pencilを得てからというもの、もっぱら絵は、このiPadとPencilで描いている。お絵かきアプリは、IllustratorでもなくPhotoshopでもなく、Concepts5.0。これがなかなか使い勝手が良い。
まだ全機能をマスターしたわけではないけれど、機能の一つひとつを独学しながら、今後しばらくはこれに付き合っていこうと思っている。
それで、せっかくだから、世に言う「イラスト」を描いてみようと考えた。イラストなら、こういうデジタル機器はお手の物だろうし。もしかしたら、将来的にはその技術でちょっとした小遣い稼ぎを……(なんて、そんなうまい具合に行くわけがない。やめとけ、やめとけ)。
それは別にして、イラストを描いてみたいとは思っている。イラストというか挿絵ですね。新聞の連載小説の真ん中に載る、あの絵。あのように、小説に出てくる一場面を絵にして楽しむというのはどうだろう。中学校の美術の時間にやったように。
そう思いついたのは、各クラスに配付される静岡新聞に載る連載小説の挿絵に、先週のある日、ふと目が行ったから。それはうまいんだか下手なんだかよく判らない絵だったけど、なんだか味のある絵だった。
作画の名前は「丹下京子」。知らない、誰だろう。家に帰ってからネットに当たると、これがかなり名の知れたイラストレーターであることが判った。いろいろと幅広く活躍されている。そういえばこの人の絵、どこかで見たことがあるようなないような。
「私は今回初めて新聞小説挿絵を描いています。(中略)こんな絵でもいろいろ調べたり下描きをしたりと結構時間がかかり、他の仕事と並行しながらほぼ毎日描いています」と近況報告している。<https://tis-home.com/kyoko-tange/works/11861
そうか、ほぼ毎日描いているのか。仕事だからという部分はあるにしても、私も、サッカーW杯を見なきゃいけないから(絵を描いている暇なんてない)とか言ってないで、下手でもなんでも毎日描くようにしないといけませんな。


【写真】丹下京子の挿絵。

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静岡新聞に連載中の群ようこの小説「また明日」の挿絵。
決してうまいというわけじゃないんだけど、独特な味わいがあります。こういう絵はどう逆立ちしても私には描けません。でも、いつか描いてみたい。


【温泉】一二三荘。


【タイムラプス】7月4日(水)5:15〜7:27の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10216781343468112/