【今日の一枚】たぶん今年最後の青梅。
昼過ぎ、北隣家からやけに賑やかなやりとりが聞こえてきた。ははん、これはまた親戚の方が駆けつけて梅をもいでいるのかと思っていたら、そのうちやりとりが急に止んで静かになった。ややあって隣家の奥さんが庭先に顔を出した。「梅がたくさん取れたから取りに来て」と言う。
奥さんについて行くと、隣家にはすでに助っ人の賑やかさんはおらず、奥さんが「ほれ」と言って、収穫したばかりの梅を見せてくれた。見ると、市指定のゴミ袋と水汲みバケツと5kg米袋のそれぞれにびっしり青梅が詰まっている。「去年は2kgくらいしか取れなかっただけど、今年はこんなたくさん取れただから持ってって」と、3つに分けられた収穫物のうち5kg米袋を私に持たせる。奥さんはご出身がマレーシアだが、ご主人と連れ合って長いのか、日本語がとても堪能だ。助っ人の賑やかさんは親戚の方だとばかり思っていたら、前のオーナーさんだって。梅は自分で植えたから、毎年手伝いがてら出来具合を見に来るんだそうです。ちっとも知りませんでした。
私に米袋を持たせた奥さんは、さらにバケツから小粒な青梅を選び出し、「カリカリ梅作る? カリカリ梅なら少し小さめでもいいよ。作る? カリカリ梅。ほれ、いっぱいあるから持ってって」と、さらにバケツから米袋に入れようとするから、「いいです、いいです、こんなにいただいて、もうお米5kgくらいの重さになりました」と私。
梅の実をいただいたお返しにと、先日作った甘夏のマーマレードの瓶詰めを届けた。そうしたら湯屋から帰ってきたら、玄関に、きれいに洗ったマーマレードの瓶と板チョコの箱が置いてあった。あれま、じゃあ今度は庭の枇杷の実をもいで持ってかなくちゃ、ってもう、エンドレスのプレゼント交換です。
【書】「宿雨」しゅくう(No.716)
「前夜から降り続く雨。」(『旺文社漢字典』第2版)
「宿」は、神聖な建物に宿直すること。「百」のパーツは敷物。雨の当たる心配のない屋根の下で、人が敷物に寝て宿直する図。
「雨」は象形文字。見ての通り。
「宿雨」って風情たっぷりの言葉だね。一度どこかで使ってみたい。
【ディジタル画】甲冑の武士(No.160)
血をほとばしらせ、獅子奮迅の活躍を見せる武士。肩に纏う衣装は主君のものか、はたまた最愛の妻のものか。荒れ狂う武士の闘魂が伝わってくる、迫力満点の挿絵です。
手掛けたのは静岡出身の永井秀樹さんというイラストレーター。静岡新聞の連載小説『家康』(安部龍太郎著)の挿絵を担当していました。
昨年度はそれを毎日見るのが楽しみで、クラスに届く新聞を切り抜いて保管してあった。そのうちのお気に入りの一枚を今回模写した。
歴史物の絵を得意とする、憧れをはるか通り越した、いわば雲の上的な存在のイラストレーターです。
血飛沫は、「スプレー」の「スプラッタ」ブラシを使った。こんなブラシが豊富にあるのがProcreateの特徴の一つ。
鎧や直垂をかなり雑に塗ったので、仕上げの時間はそれほどかかっていない。これで約1時間ちょっと。でも、図案下絵から取り組んだら時間はこの3倍は優にかかるでしょうね。
【タイムラプス】6月1日(火)7:23〜9:51の伊豆長岡の空。36秒。
https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226338366227708/?d=n
【新型コロナ】6/1(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,793(前週同曜日比 −918)
重症者数→1,349(前日比 +2)
累計死亡者数→13,059(前日比 +80)