いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

作る子の笑む口元の雪だるま(あ)

朝、屋根の雪がどさっと溶け落ちる音で目が覚めた。
昨夜来の雪が凍って、今朝はバイクを走らせるのは危険だと予想していたら、雪は日が出る前からガンガン溶け出した。これならバイクで職場に向かってもいいかと思ったが、せっかくだから雪景色をゆっくり楽しみながら歩くのもいいかなと思い、スニーカーで職場まで歩くことにした。
職場までは少し早足で約40分。久々の万歩越えである。のんびり雪景色をカメラに収め、俳句をひねりながらと思ったが、そうのんびりもしていられない時刻だったので、結局早足気味になってしまった。
学校の裏門から入ったが、裏門では事務の人と教頭先生が箕とスコップで雪掻きをしていた。事務の人は、「歩いて来られたんですか?」と驚いていたが、子どもたちは平気で毎日この距離を往復するのだし、なに驚くこともない。教頭先生は「お若いですね」と言ってくれ、私は荒い息で「まだまだ、何のこれしき」と言いながら、随分踏ん張りが効かなくなったなあと体の衰えを実感するのでした。

【写真】雪だるま。

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朝、教室に行ったら電気が消えていて誰もいない。時間割を見たら1校時は技術家庭になっている。ということは先手行動(5分前行動)でパソコン室に移動したのかなと思って2階に上がると、パソコン室はもぬけの殻。図書室で調べ学習になったのかなと図書室に行ったら、図書室はまだ開いていない。
あと考えられるのは畑だが、昨日あんなに雪が降った翌朝に畑作業は考えにくい。一体どこへ消えたんだと思いながら昇降口の下駄箱を見ると、人数分の外履きがない。え? まさか畑? しかも長靴でなく通学シューズで?
ともかく外履きに履き替えて外に出たことは判ったので私も外へ出る。すると、ロータリー脇の駐車場で子どもたちが車に積もった雪を掻いていた。車は担任の先生の車。子どもたちは雪を掻いては一輪車に積んでいく。雪を一輪車で運んで捨てるのかと思いきや、その雪で雪だるまを作るのだと言う。
私が間に合わなかった朝の会で1校時に急遽雪だるまを作ることに決まったみたい。担任の先生が、普段雪に触ることのない子どもたちに雪を触らせてやりたいと思ったらしい。それで家を出るときに車の雪をどかさないでそのまま学校に運んで来たんだね。
雪は水分を多く含んだベタベタ雪で、雪玉を握ると水がポタポタ垂れ、子どもたちの手袋はたちまちびっしょりになってしまう。雪だるまも作ったそばからどんどん溶けていくといったふうで、形を整える間もなく頭にバケツを乗せ、移植ゴテを両腕とし、目はペットボトルのキャップ、鼻は花壇に落ちていた石ころ、口は枯れ枝で作り、みんなで雪だるまを囲んで記念撮影。もしかして、いちばんはしゃいでいたのは担任の先生だったかもしれない。

【スケッチ】川で洗濯(No.18)。

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どこの川だろう。時代は昭和30年代だろうか。小さい頃はどこでも見られた風景で、ひたすら郷愁に駆られます。
またまた人物登場の風景画だが、今回はあまり細部を描かず、もやっと影を描くことを意識した。洗濯物の色は当時としては白が主だと思うが、ほんの少しだけ赤と青と黄土色を着けて単調にならないようにした。
川の色を少し濃くしたらどうかとも考えたが、ドブのようにどんよりした川になるといけないと思って淡い色合いにした。洗濯をする川だしね。

【温泉】一二三荘。

【タイムラプス】1月23日(火)6:19〜7:34の伊豆長岡の空。37秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215347151934220/

【歩数】16,298歩。