いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

パラソルの白く揺らいで風眠る

写真は、久々の湘南T-SITE。昨年暮れにオープンしたから今夏が初めての夏ということになるか。白布のガーデンパラソルがずらり並んでリゾート気分満点。オープン当初はもの珍しさもあってだいぶ人を集めていたが、そのうちほとぼりが冷めれば閑古鳥も鳴くさと思っていた。ところが、豈図らんや未だに客足が衰えない。かえって夏本番を迎えて益ます勢いづいているようだ。

湘南T-SITEに行ったのは「カメラのキタムラ」でiPhoneの充電時の不具合を調べてもらうため。このところ充電が100%になる前に途中で充電しなくなる現象が頻発し、充電ケーブルに問題があるのではないかと思って調べてもらうことにした。

この店には半年ほど前に一度お世話になっている。誤ってiPhoneアスファルトに落とし、画面にひびがびりびりに走ったときだ。あのときは新規に1台買えるくらいの多大な出費を被り、それ以来ポケットの出し入れにはより慎重になり、タッチパネルの入力も両手でしっかり持って(フリック入力)するようになった。

それはいいとして、今回は充電が途中で終わってしまうという問題である。店に行く前に、念のため家の別々のコンセントに充電ケーブルを差して確かめてみたが、やはり100%に満たずに電池の形の緑色がグレーに変わってしまった。この時点で問題は充電ケーブルにありと確信した。だから、わざわざカメラのキタムラに持って行くよりも、ケーブルを新しく買い換えた方が手っ取り早いと思っていた。でも、久々に湘南T-SITEを覗いてみるかという気持ちも多少あったし、行けば行ったでまた新しい発見が得られるかもしれないという淡い期待もあった。それで出かけることにした。

店に行き対応に出たスタッフに不具合の状況を話す。持参した充電ケーブルをテーブル備え付けのコンセントに差し込む。いつも通りバッテリーが緑色に変わり充電が始まる。で、5、6分すると緑色がグレーになって充電がストップする。あれ? ストップしない。充電が続いてる。それではこのまま100%になるまで様子を見てみましょうと言いながら、スタッフの人は設定で「機内モード」に切り替えた。機内モードにすることで充電時間が短縮されるのだという。へええ、そうなんだ、知らなかった。

充電は40分ほどで終わると思いますので、店内をいろいろご覧になり、お時間になりましたらまたこちらにお戻りください。それまでiPhoneをお預かりして(不具合の原因を)調べてみますと言われ、iPhoneなしでは時間が分からないんですと返すと、時計のあるところで時間をご確認くださいと言う。はい、ではそうしますと言ってT-SITE内をぐるり巡って気がついた。時計がない、どこにもない。そこでスタバでコーヒーを頼み、カップのコーヒーの減り具合でおよその時間経過を推測することにした。そろそろという頃合いに戻ってみたら充電は99%状態(充電開始時は64%)。うっ惜しい、100%まで1%足らず。

調べてみましたが不具合が見つからなかったので修理いたしませんと言われiPhoneはそのまま返された。そう言われたら、いやそんなはずはないと食い下がるわけにもいかず、アップルのカスタマーセンターの連絡先をもらってすごすご帰ってきた。帰り際に、T-SITEってどこにも時計がないんですねと言ったら、あ、そうなんですね、来ていただいたお客様に時間を気にせずゆったり過ごしてもらいたいという気持ちがあるのではないでしょうかと言っていた。なるほど、それはあるかもしれないな。(あ)

5,787歩。

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